高校サッカー選手権で気になった選手たち ~青森山田~
きまぐれ更新。数試合だけ見たので、メモを残しておく程度までに。
内田 陽介 DF 2 右SB
ロングスロー担当ということで、今大会をいろいろな意味でにぎわせた一人でもあるが、SBとしても非常に優秀。特に大外から背後を取る動き出し(バックドアと呼ばれるあれ)が巧みで、アンカーに入る宇野と阿吽の呼吸で相手の背後を取り、チャンスを演出した。初戦の広島皆実戦でもこの動きから先制点につなげていた気がする。割り切って6バック気味に守ってくる相手に対し、貴重な攻撃の選択肢をもたらした。
中継での情報いわく、明治大に進学するらしい。
宇野 禅斗(2年) MF 6 アンカー
中継で聞いた情報だと、「宇野がいるから[4-1-4-1]のシステムが敷ける」と監督が言うほどの選手。落ち着いたボールさばきで左右への展開、セカンドボールの回収はもちろん、中盤の底で相手の速攻にふたをできる守備が良い。ボールホルダーを中央から寄せて徐々にサイドへ追いやり、味方と挟み込んでボールを奪う。2年生にしてかなり円熟味のあるプレーをするなと感じた。松木玖生がどうしても目立つが、来季は彼もJリーグや各大学内での争奪戦が繰り広げられるのではないかと思われる。
安斎 颯馬 MF 7 IH
今大会の得点王。攻撃にも守備にも多くの局面に顔を出し、存在感を示した。チャンスシーンではほぼほぼゴール前に突っ込んできているし、ピンチの場面ではシュートブロックしている、そんなイメージ。切り替えの速さ、球際の強さに加え、両足を使える器用さ、突破力、シュートセンスと、かなり万能なタイプと言っていいと思う。ちなみにFC東京U-15深川出身。(大会が始まる前まで知りませんでした)
中継での情報いわく、早稲田大学に進学予定とのこと。
藤森 颯太(2年) MF 11 右SH
今大会では主にスーパーサブ的な立ち位置で攻撃のギアを挙げる役割を担った。スピード感のあるドリブルで対面の相手をちぎれる。最初に見たときは右から縦に抜けていく突破が得意な印象を受けたが、決勝戦ではカットインも多用しており、DFからしたら対応が非常に難しそう。正直、疲弊した状態で彼とのマッチアップを強いられたら相当きついと思う。順調にいけば来季はレギュラーで出るはずなので、とても楽しみ。
藤原優大(浦和内定)とかタビナス・ポール(岩手内定)とか松木玖生はいろんなところに記事がありそうなので、ここでは触れないでいいでしょう。
こんな感じで短く分けながら何回か投稿できたらなと。
青森山田と山梨学院の決勝の直前に見た試合が多いので、その2チームと、そこと対戦したチームがメインに数回だけやる予定です。
今回はここでおしまい!