がちゃのメモ帳

Jリーグをメインに、いろいろな感想を残していきます

高校サッカー選手権で気になった選手たち ~山梨学院~

 

twitter.com

brgacha.hatenablog.com

続き。山梨学院編。

 

 

 

山梨学院

熊倉 匠 GK 17 GK

好セーブとPK戦での活躍で優勝に大きく貢献したGK。ボールホルダーとDFの位置から適切なポジションを取ってのセービングが印象的だった。先に動かず我慢ができることで、変にシュートコースを広げることなく、相手にプレッシャーを掛けられる。さらに足でのセービングがうまいので、たぶん上を狙わないとなかなか入らない。身長181cmとGKにしては決して大きいほうではないが、ハイボール処理の落ち着きも好印象。

FC東京U-15深川出身。

 

一瀬 大寿 DF 3 CB

187cmと恵まれた体格。 空中戦がかなり強く、攻守両面においてセットプレーでは大きな存在感を放った。昌平、帝京長岡青森山田など、ボールを持てるチームとの対戦が続いたこともあり、自陣で耐える展開も多かったが、“魂のディフェンス”を最も体現していたように思う。素材は抜群だと思うので、大学で磨かれればかなり完成度の高いCBになる可能性を秘めている。

 

中根 悠衣 DF 12 左SB

DFとしては小柄だが対人はかなりの強さで、力のあるドリブラーたちを止めている姿が印象に残っている。板倉の復帰によって決勝はサブに回ったが、途中出場で守備を安定させる働きを見せた。左に置かれているが、(おそらく)左足はやや苦手な模様。ボールを持ったときの選択肢を増やせると、攻撃でもプレーの幅が広がり、各局面でより安定をもたらせるようになりそう。ただ、やはり守備力の高さは魅力的。

 

広澤 灯喜 MF 11 左SH

左サイドのドリブラー。タッチ際やゴールライン際から仕掛ける細かいタッチのドリブルが印象的で、複数人のDFに囲まれても狭いところを縫って突破できる。サポートにいかなくても局面を打開できるので、どこに行っても貴重な存在になると思う。今大会においては、ゴール前での落ち着き(決定力?)にやや欠ける印象もあったが、決勝では値千金の先制点を挙げた。今回がたまたま決められていないだけで、元々は点も取れるタイプなのかもしれない。献身的な守備も◎。

 

笹沼 航紀 MF 7 トップ下(?)

左利きのテクニシャン。茂木 秀人 イファインとともに後半に出てきて、流れを変える“ジョーカー”的な役割を担った。中盤のエリアを動き回りながらボールを受け、ラストパスを出しまくっていた記憶。高い位置で前を向かせれば、かなりの確率でチャンスを作り、(もちろんチームの都合もあるだろうが)サブに置いておくにはもったいないと思わせるセンスの高さを見せた。

 FC東京U-15深川出身。

 

 

 

今回はここまで!まだ続く!