がちゃのメモ帳

Jリーグをメインに、いろいろな感想を残していきます

2024 J1第1節 名古屋グランパスvs鹿島アントラーズ メモ

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スタメン

負傷の報道があった山岸は欠場。新加入のハチャンレもメンバー外。

負傷リリースが出ていた鈴木はベンチスタート。今季からキャプテンに就任した柴崎はメンバー外。

 

流れ

立ち上がりは最終ラインからロングボールを入れていく鹿島。

鹿島は土居が稲垣を監視し、SHがCBへのアタックをにらむ。

2分、ユンカーが収めて山中のシュートまで。

チャヴリッチが背後をひたすら狙い続ける。ブロック形成でも1人最前線に残る。

鹿島はそこまで保持にこだわらない雰囲気で、名古屋が保持する展開になってきた。

4分、和泉のためから山中を使ってクロス。ホーム名古屋が敵陣でプレーし、素早いカウンタープレスでペースをつかむ。

6分、鹿島のビルドアップをカットした名古屋がカウンター。森島の配球からユンカーが打つもヒットせず。右足でうまく当てきれなかった。鹿島がビルドアップを始めたが、あまりうまく回っていない。

名古屋は5-3-2ブロックで、WBが縦スライドで大外にふたをする。

7-8分、鹿島の時間。敵陣へ押し込んで連続クロスとセカンド回収で攻撃を続ける。

鹿島はシステムの構造上空きやすいSBのところを起点にして前進を図る。

どちらもセットされた局面からはそこまでプレスに出ていかない。ブロック形成を優先。

ともにボールを持ってはゴール前に送り、ロストし、保持非保持が入れ替わり、という流れが続く。

15分、鹿島が右サイドから進入し、PA内で受けた濃野が倒されるもノーファウル。久しぶりにゴールへ近づいた。

鹿島は名古屋2トップ脇からCBが運んだところから突破の糸口を見つけようとしている。名古屋2トップはあまり動かない2人なので、鹿島CBもボールプレーにおいてそこまでストレスがなさそう。

19分、鹿島先制、0-1。CKのこぼれ球を植田が競り勝ち、入れ替わるように抜け出した仲間がボレーで決め切った。あまりチャンスというチャンスがどちらにも来ていなかった中、セットプレーで試合が動いた。

21分、デザインされたFKから知念のミドル。ランゲラックがはじいてCKに。

→CKもマイナスの土居に渡してミドル。連続してデザインプレー。

22分、樋口のアウトスイングCKをニアで仲間が合わせるも枠外。ニアすぎて角度がなかった。

失点後から名古屋がプレスラインを上げた。

24分、久保の仕掛けからクロス。逆の山中まで届いて攻撃を再構築するもパスが合わず。名古屋がテンションを上げたことで名古屋が押す時間になってきた。ただ、鹿島はそのぶん、チャヴリッチが走るスペースをもらえているとも言える。

鹿島は濃野が高い位置へ出ていき、安西が少し内側に絞る3バック化。2トップの脇から運ぶための役割分担。右に樋口が入っていることも関係しているはず。

27分、山中のインスイングCKにパトリックが飛び込んでネットが揺れるも、ファウルの判定。28分得点にはならなかったが、山中のボールは守備側にとって非常に対応が難しい。

28分、ユンカーの展開から山中へ送り、深い位置でFK獲得。

30分、和泉のポケット流れから久保との連係で打開を図るがパスは通らず。名古屋が失点後から一気にペースを引き寄せている。

鹿島は4-2-3-1セット。CB-SB間に和泉が出てきたらボランチが埋める。

31分、チャヴリッチがPA内で仕掛けるも三國がうまく対応。ただ、チャヴリッチはスピードとテクニックがあるので、名古屋としてはゴール近辺で前を向かせたくない存在になっている。

33分、山中のパスを受けたユンカーがシュートまで。和泉の動き出しで各所のスペースを空ける。

35分、2トップ脇で受けた安西からの配球で斜めに抜け出した濃野が深さ作り。敵陣保持へ移行。

人への意識が強い名古屋に対し、鹿島は斜めの動き出しなどでポジションをずらしてスペースを作ろうとしているか。

38分、山中からの連続クロス。パトリックとユンカーがゴール前待機。

40分、山中の高いクロスをパトリックが合わせるも鹿島守備陣が対応。アバウト目に入れてもパトリックが勝てる。

一時は右サイドの連係からの崩しを狙っていた名古屋だが、いまは徹底して山中からのクロスを狙う。

43分、右サイドで作ってから稲垣のミドル。名古屋が相手ゴール前に圧力をかけ続ける。

 

互いにそこまで前からプレスを掛けない立ち上がりで、比較的すぐに落ち着いた展開に。どちらもロングボールを軸にゴールへ迫るやり方で、保持と非保持がいったりきたりする流れが続いていた中、先にスコアを動かしたのは鹿島。こう着したときはセットプレーからこじ開ける、ということで植田の強さと仲間の勤勉さが得点につながった。名古屋は失点後から一段ギアチェンジ。序盤は落ち着いていたが、前からプレスを掛けるように変え、敵陣でのプレータイムを増やした。右での連係と、そこから逆へ展開しての山中のクロスでゴール前に圧力をかける。山中のキックとパトリックの強さで相手にストレスをかけることはできていたが、ビッグチャンスといえるほどのシーンはなく、壁を叩き続けて砕けるところを待っているイメージか。

 

後半

鹿島交代

土居→藤井

藤井が右SHに入り、樋口がトップ下へ移る。

46分、鹿島追加点、0-2。テンションを1つ上げて入った鹿島が立ち上がりから押し込み、安西のインスイングクロスをチャヴリッチが合わせてゲット。名古屋は2人で挟み込んだが、その間にピンポイントで入られてシュートを許した。

藤井が右で大外に張るようになったため、濃野はややインサイドぎみでの仕事に変化。

得点の勢いのまま、鹿島が優勢に試合を進める。

50分、樋口が直接FKを狙うもランゲラックの正面。

名古屋はロングボールで押し返そうとしているが、鹿島がCBのはね返しとセカンド回収で上回って自分たちのターンを続ける。

鹿島は左サイドで深さを作ってポイントを作り、そこから押し込むフェーズに入っていく。

55分、ゴールキックからつないで前進を図る名古屋。中盤で浮いて前進成功するも山中のところで詰まってロスト。

鹿島は4-2-4に近い配置で相手の組み立てにプレッシャーをかける。

後半開始からは鹿島の圧力が各所で上回っており、名古屋は押し返す時間を作り出せない。

58分、久しぶりに名古屋が運んで山中のアーリークロス

59分、名古屋交代

パトリック、久保→永井、中山

2点ビハインドかつ流れが悪い名古屋は早めに選手交代。

61分、山中のアーリークロス。きわどい場所に入るが、植田がクリア。

61分、鹿島追加点、0-3。チャヴリッチが個人で運んでPA内深くまで進入。柔らかいクロスからファーサイドでフリーになっていた仲間が合わせてゲット。名古屋は選手交代で流れを変えに図ったタイミングで痛恨の失点。個人の守備で粘れなかった。

64分、名古屋交代

山中、和泉→小野、倍井

名古屋は早くも4枚目のカードを切る。

66分、名古屋が久しぶりの敵陣保持。鹿島も3点リードとあって、そこまで無理に前には出ていかず、守備を固めながら裏返すタイミングをうかがう。

68分、鹿島交代

チャヴリッチ、濃野→鈴木、須貝

鈴木はフェイスガードを着用しての出場。

70分、須貝が前に出ていたところを突いて名古屋が左から前進してクロス。鹿島はミドルゾーンからプレスを掛ける意思を見せているが、1つ下がったらしっかり撤退に切り替える。

71分、名古屋のビルドアップミスから鈴木がカットしてシュートまで。名古屋は最終ラインに新加入選手が多いことも影響してか、歯車がかみ合っていない印象が強い。

3バック+森島と稲垣の3-2でビルドアップしようとしているが、前進のポイントが見つからず、あっさりロストしてカウンターを受けるシーンが続いている名古屋。

75分~、名古屋の敵陣保持。左の小野-倍井-森島の連係で崩しを図る。

78分、名古屋交代

井上→吉田

81分、中山が縦に仕掛けてクロス。鹿島がしっかりはね返すが、こぼれを拾って野上のシュートまで。

83分、名古屋の連続クロス。大外から入れていくが、関川と植田にことごとくはね返される。

84分、鹿島交代

仲間→パレジ

86分、CKのこぼれ球を拾った知念がボレーで狙うもわずかに枠外。名古屋はゴール方向に多くの選手が動いたことでバイタルをケアできる選手が全然いなかった。

87分、鹿島交代

知念→名古

90分、トランジションから鈴木が収めて藤井に渡し、縦の仕掛けからシュートまで。名古屋は永井の左抜けからクロスでチャンスメイクするも、トランジションで起点をつぶせないので、自分たちの時間を維持できない。鹿島は鈴木のポストが効いている。

倍井が切れのある動きを見せているが、鹿島が人数をかけて守備を固めていることもあり、なかなか突破までは至らない。

 

後半は鹿島がテンションを1つ上げて入り、その勢いのまますぐに2点目をゲット。名古屋も押し返しを図るが、鹿島の圧力を上回れず、受けの時間が続く。スポットで、山中のクロスなどからゴールへ送るシーンはあっても、前半のように敵陣に押し込む時間はまったく作れなかったと言ってもいい。鹿島は守備を固めながらのカウンターで3点目をゲット。その後はミドルブロックからのカウンターで何度もゴールへ迫った。名古屋は選手を入れ替えながら、また、保持はショートパスでの前進を図ったが、途中からはなにもかもがかみ合わないような状態となってしまい、後半は終始鹿島ペースで終了のホイッスルが鳴った。

鹿島は前半の苦しい時間も含め、CBのはね返しや最後のブロックなどで粘れたことでなんとか我慢して自分たちの流れに持っていけたことが大きい。逆に名古屋はほぼ全員が入れ替わったような最終ラインの我慢が利かず、要所でピンチをしのげなかった結果がこの展開とスコアにつながったと言える。まだ未知数な選手だが、この雰囲気だとハチャンレの復帰を待つ気持ちになってしまいそう。

 

個人的MOM

★仲間 隼斗

2得点という結果に加え、守備でのハードワークとバランス感覚も健在。強度でペースを引き寄せる鹿島において欠かせない存在。得点にもかかわってくればもう言うことは何もない。

新加入のチャヴリッチも1得点1アシストと十分すぎるデビューになった。まだタイミングは探っている雰囲気だが、スピードに乗った背後への抜け出しも今後脅威になっていきそう。

 

ピックス

仲間はJ1通算100試合出場の節目に2得点。さらには本人のインタビューで「妻の誕生日だった」ことが判明し、いろいろな面でメモリアルな試合になった。

 

監督コメント

 (※Jリーグ公式サイトから引用)

[ 長谷川 健太監督 ]
たくさんのファミリーが応援に来てくれた中で、0点に終わってしまったというのは本当に申し訳なかったと思っています。選手は最後までなんとかゴールを目指して戦ってくれたと思います。次の試合に向けて、またしっかりと準備をしていかないといけないなと思っています。

--ディフェンスラインは負傷者もいて、難しい選択だったと思うが。
やられてしまって言うのもなんですが、よく頑張ってくれたと思います。失点はやってはいけない時間帯にセットプレーでやられてしまって、後半の開始の部分で、そこも(相手の)プレーの動きにしっかりとついていかないといけなかったと思います。

ただ、ああいうミスは起こることだと思いますし、もちろんそこを改善していかないといけないですが、やっぱりボールを握っても結局シュートが5本しか打てていないという、攻撃の部分を改善していかないといけないと思っています。J1の開幕戦は初めてで緊張もあったと思います。その中で失点は致し方ないと思いますが、攻撃陣が得点を取ればまた流れがぐっと変わってきたと思います。

--久保 藤次郎選手の起用と稲垣 祥選手をアンカーに置いた理由は。
経験値の少ない選手の前に稲垣を置いておきたかったこと、藤次郎はプレッシャーのキツい中で個の力ではがせる、ボールをしっかりと運べる選手なので、特に前半は安西(幸輝)とマッチアップしながら非常に良い形でした。2失点をしなければもっと引っ張っても良い出来だったと思っています。スペースのない中でのボール扱いに長けているので、特徴は十分に出してくれたと思っています。

 

[ ランコ ポポヴィッチ監督 ]
まず、これだけ多くのメディアの方がいると思わなかったので少し驚いています。顔見知りの方も何人かいる。開幕戦ということで非常に多くのサポーターの方々がスタジアムに見えていたと思います。鹿島からも多くのサポーターに足を運んでいただけて、素晴らしい雰囲気の中で試合ができたと思います。大勢の皆さんに満足していただけるようなサッカーというのは見せられたのかなと思っています。

われわれがここまで準備してきたこと、積み上げてきたことのすべてがうまくいった試合ではなかったですけれど、しっかりと攻守にわたって、やってきたことを見せたかなというふうに思います。選手たちには非常によくやったと言いたいと思いますし、本当に90分間通して、粘り強く、我慢強く、賢く戦えたというふうに思っています。

うまくいかない時間帯もあったのですが、しっかりとその辺もチームでカバーし合いながら、うまく修正できたと思っていますし、チームが個を輝かせるということをいつも話しています。チームのために戦い、その中でチームが個を生かすということを今日はしっかり見せたんじゃないかなと思っています。その部分で非常にうまくいったと思っていますし、選手たちもよくやってくれたなと感じています。

--鹿島の監督になられて、開幕戦で白星。率直な気持ちを教えてください。
私は鹿島がどういうクラブかということは十分に理解しています。そのことは就任当初から話していましたし、勝つために何をしなければいけないのか、どう戦うのかというところを常に考えながら準備してきました。こういったクラブで指揮を執れるということは私にとっても光栄です。ただ、鹿島の伝統・歴史を作ってくれた方々に、やっぱりわれわれはサッカーの内容と結果で恩返ししていかなければいけないと思っています。だからこそ、一日一日を大切にして、全力で選手たちと過ごしてきました。その結果が今日しっかりと出たと思いますし、非常にうれしいと思っています。

やってきたこと、積み上げてきたことが間違いじゃなかったことを勝って証明できました。3-0の勝利で証明できたことは非常に大きいと思います。自分たちの道が間違っていなかったんだ、進むべき方向性が間違っていなかったんだというふうに、またみんなで信じてやれると思っています。

--後半は攻守ともに強度がグッと上がった要因と、藤井 智也選手を入れて樋口 雄太選手をトップ下に変更した狙いをお願いします。
(土居)聖真も自分の仕事をしっかりやってくれたと思います。任せたタスクというのはしっかりとこなしてくれたと思います。その中で相手の左サイドを使われて、ピンチを招くシーンがいくつかあったので、相手の良さを消し、逆にウチが相手の左サイドに脅威を与えるという選択をしたかったので、智也を後半から使いました。智也も非常に良いプレーをしてくれたというふうに思っています。

われわれが1点リードして折り返したわけですから、ビハインドを背負っている相手はもちろんそれをひっくり返そうと思って、前がかりになるのは分かっていました。速い選手を置いて、前がかりになった相手の背後を突いていくという狙いがありました。

ハーフタイムでの土居→藤井の交代は山中のところへの対策だった模様。結果として右サイドの運動量が上がって攻守において上回り、同サイドを支配することに成功した。

2024 J1第1節 サンフレッチェ広島vs浦和レッズ メモ

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スタメン

注目度の高かったソルバッケンはメンバー外。

 

流れ

浦和は4-1-2-3、広島は3-4-2-1。予想通りの布陣。

浦和は4-1ビルドにIHがアンカー脇サポート。

1分、加藤が遠めから狙って1stシュート。つなぐ浦和と圧力をかける広島は、まずは広島が敵陣でプレーする。

広島は3トップで積極的にチェイシングをかける。浦和もつなぐのがベースだが、リスクをかけてまでショートパスにはこだわっていない立ち上がり。詰まったら割り切って前へ蹴る。

3分、3トップで2CBとアンカーをケアし、WBがSBのところまで上がってくる広島。ただ、浦和がIHをクッション役に使いながらうまくプレス回避成功。

広島はトランジションでかなり前に出ていく。

5分、関根との連係から小泉がPA内へ抜け出してシュートまで。大迫が好セーブ。惜しいチャンスを先に作ったのは浦和。

6分、浦和の敵陣保持。広島が奪って前へ行こうとするも、松尾が素早いカウンタープレスで奪ってシュートまで。徐々に浦和がペースを引き寄せてきた。

サンタナと荒木がずっと一緒にいる感じで、激しいパワーバトル。

広島は前進の手段を選ばない。最終ラインからのロングボールも多い。

加藤はグスタフソンをマンツー気味で見ているか。

浦和はWGが大外で張って待っていることもあり、あまり高い位置へは出ていかない。

10分、満田が遠めから左足でのシュート。広島はやや無理目でも遠目から狙ったり、積極的にクロスを入れたり、試行回数を増やしていく攻撃。

広島は3-4-1-2セット守備。

12分、佐々木の奪取から広島のカウンター。大橋がシュートクロスを入れるも浦和がクリア。

13分、広島がトランジションから東、加藤らの連係からクロスまで持ち込むも中では合わず。

15分、東が大外からクロスを入れ、内から再び折り返すもグスタフソンがバイタルを受けて落ち着いて対応。広島はゴール前へガンガン入れていくが、浦和の守備陣はそこまで困っていなさそう。

グスタフソンのマーク役が川村に変わった?川村、加藤、満田が中盤3枚を捕まえる役割。川村と満田はロングボールを蹴られたらすぐに帰陣。

加藤はFWというよりも、攻守でIHに近い役回りに見える。

20分、ルーズボールを回収した加藤から東のクロス。

広島の左CKは満田のインスイング。

22分、相手1トップ脇から運んだ塩谷が対角フィードで東へ。浦和はプレスを掛け切れないと大外でのはね返しは間に合わない。

23分、加藤が中盤を外してミドル。良いミートだったが、西川の正面。

24分、左で持った松尾の仕掛けからクロス。関根が中で合わせるが、大迫が好セーブ。広島のほうがシュートとゴール前へのボールは多いが、浦和のほうがチャンスの質が高い。WGが仕掛けられたシーンは初?

浦和の右CKはグスタフソンのアウトスイング。

26分、浦和が相手ボランチ脇で起点を作ろうとするも東のプレスバックで広島が回収。

27分の左CKは東のアウトスイング。混戦からのシュートがショルツの腕に当たったように見えたが…。VARチェックの末、ノーハンド判定。

右CKは満田のアウトスイング。

28分、佐々木に警告。CKからのトランジションで松尾へアフターでタックルが入った。

31分、ホイブラーテンのフィードを受けた松尾が仕掛けるも東が好対応でゴールキックに。

浦和は低い位置でのつなぎもリスクがあり、ロングボールを入れてもなかなか収め切れず、前進の手段に困ってきているか。

33分、東の大外からのクロスを大橋が合わせるも枠外。東を中心に左サイドからのクロスが多く入っている。

広島はマンツー気味でマークについてプレスを掛ける。後方は手薄になるが、3バックが競り合いでまけないので、リスクが表面に出てこない。

37分、浦和が自陣からはがしていって、大外で受けた酒井→落としを伊藤で狙うも枠外。浦和がSBが高い位置でボールに関与したのはおそらく初めて。

浦和は自陣セットは4-5-1。

浦和もスポットで押し返すシーンはあるものの、広島のペースで試合は進んでいる。相手陣へ押し込んで、クロスを軸に相手ゴール前にボールを送り続ける。

浦和は伊藤が右の外に流れてポイントを作ろうとしているが、コースを切られてうまく受けられない。

43分、トランジションから松尾が仕掛けてPA付近まで持っていくも、シュートまではいけず。プレスバックが間に合う前に仕掛けてうまくゴールへ近づいたが、その後が続かず。

44分、広島先制、1-0。川村のミドルを西川がはじき、詰めていた大橋が押し込んでゲット。やや遠めからでも再三狙っていたミドルがファンブルを誘い、抜け目なく狙っていた大橋が得点に結び付けた。浦和はエリア内を崩されるシーンはほとんどなかったが、シュートを打ち続けられたことで壁がぶち破られた。

ショルツが持ったときに、伊藤が再三ボランチ脇を狙っている。

49分、ダイレクトのサイドチェンジを受けた中野が右から狙い、西川が好セーブ。角度は少なかったが、枠付近へかなりきわどいシュートを飛ばした。中野は常に大外に待機しており、左からのクロスで中野の強さを生かすパターンが見られる。

 

質の高いチャンスを作ったのは浦和だったが、大迫がそこを止めてしのぐと、途中からは完全に広島のペースに。浦和は形が定まったビルドアップであるゆえに、マンツーマンのマークがハマりやすく、かつ収め役として期待されるサンタナは荒木に抑えられている状態で、安定して前進できるパターンが見つからなくなった。そうなれば広島はガンガン前向きに圧力を強め、ゴールへ迫っていく。タッチライン際からでも積極的にクロスを入れ、ミドルシュートもガンガン打つ。プレー自体のゴール期待値は低いが、回数を増やすことでゴールの確率を高めていく攻撃。浦和は押し込まれ続けるストレスはありながらもそこまで怖いシーンは作られていなかったが、終了間際に被ミドルシュートから失点。広島はやり続けた結果がゴールへ結び付いた。浦和は2度3度チャンスを作れているとはいえ、ボール保持で押し返せないと苦しい時間が続きそう。

ハーフタイムのスタッツでは、ボール奪取位置平均が10メートル以上違う極端なデータが出ていた。

 

 

後半

47分、小泉がプレススイッチを入れて広島のミスを誘発するもトランジションがうまくいかず。

浦和は前半よりも勇気を持って低い位置でのビルドアップにこだわるようになった印象。

浦和は4-5-1でミドルブロックを組んだところからIHが上がってプレススイッチを入れる。

50分、松尾の仕掛けからの折り返しにグスタフソンが飛び出して合わせるも大迫の守備範囲。浦和がビルドアップからうまく前進してチャンスを作った。IHとアンカーで落として、空いている逆のCBへ預けたところから運び出そうとしているか。

52分、浦和は自陣PA内でのビルドアップをひっかけられ、PA内で受けた大橋を小泉が倒して広島がPK獲得。小泉には警告が提示。PKをもらった大橋が蹴りたそうにしていたが、ソティリウがキッカーに。

→駆け引きして狙ったが、シュートは枠外に。

54分、広島追加点、2-0。左ではね返したところから加藤がクロスを送り、後ろから入ってきた大橋が合わせてゲット。PKを蹴らせてもらえず、そのPKを外したあとにもしっかり得点を奪ってくるしたたかさ。加藤→大橋の中央大ホットライン開通。浦和は相手のPK失敗で流れが来るかと思いきや、悪い流れは断ち切れず。

57分、大橋が抜け出して生まれたこぼれ球をソティリウが詰めるも西川がなんとかブロック。完全に広島のペース。

浦和は2失点後も執拗に低い位置からつなぐ。ただ、広島の圧力が上回っている状態なので、かなりリスキーなやり方になっている。とはいえ、後ろから外していかないと前進できないという八方ふさがり。

62分、浦和が久しぶりに相手陣内で時間を作る。

63分、グスタフソンのFKを大外で小泉が合わせるもミートし切れず。

64分、東の長しお無パスに抜け出した加藤からクロスを入れ、大橋が合わせるもやや高さが合わず。2点目と似たような形。

64分、浦和の波状攻撃。最後は松尾が狙うも塩谷が決死のブロック。

66分、浦和交代

関根、伊藤→岩尾、前田

岩尾はそのままIHに入る。

シュートブロック時に痛めた佐々木が一時ピッチの外へ。

67分、浦和のCKから広島がロングカウンター。満田が運び、ソティリウに決定機が訪れるも西川がキャッチ。浦和は処理ミスから被決定機。

68分、オープンな展開から前田の仕掛けからのシュート。いったりきたりの流れが続いた。仕掛けられる両WGがいる浦和にとってはおいしい展開。

69分、ソティリウに警告。

71分、西川→小泉の縦パスを狙うもマークにつかれており、広島がカット。浦和はイレギュラー的に生じたトランジションでオープンアタックに持ち込むしかないような雰囲気。

72分、広島交代

ソティリウ→ヴィエイラ

73分、東のクロスを大外で中野が折り返すもショルツがブロック。広島もいっときに比べれば強度は落ちてきたような気もするが、それでも浦和に自由な組み立ては許さない。

74分、CKのこぼれ球を荒木が狙うも枠外。

74分、前田が右からの仕掛けで縦に運んでクロスも大迫が処理。正対に持ち込めれば、前田と松尾の仕掛けは十分に効いている。あとはその局面をどうやって作り出すか。

75分、浦和交代

サンタナ、渡邊→興梠、大畑

77分、前田の仕掛けからのクロスを興梠が合わせるも枠外。酒井が追い越したことでわずかにカットインコースが空いた。広島も人に出ていく分、自陣守備では後ろの枚数が足りない場所が表面化しつつある。特に佐々木が前田にさらされるシーンが増えた。

全体のエネルギーは落ち気味になってきた広島だが、大橋は変わらずに献身的にチェイスを続ける。

80分、右に流れた岩尾のクロスを後ろから入ってきた酒井が合わせるも枠外。浦和が徐々にゴールへ迫りつつある。

81分、広島交代

加藤→松本泰

松本泰がボランチに入り、満田がシャドーへ移る。

浦和交代

松尾→中島

浦和は1トップが下りて空けたスペースにWGが斜めに入ってきて抜け出そうとするパターンが何度か見られる。

広島はプレスとプレスバックのパワーが明らかに落ちてきており、一度進まれたあとの回収ができなくなってきている。

東が左奥のスペースに流し込んで深さを取る攻撃が広島はパターン化している。

85分、川村が強引に狙うもミートし切れず。その後、酒井の駆け上がりについていってクリア。豊富な運動量。

浦和が押し込む時間が増えてきているが、広島も押し返すシーンを作れており、防戦一方にはなっていない。

87分、間に入ってきたグスタフソンが運んで右へ展開し、酒井のクロスまで。

88分、広島がトランジションからカウンター。満田→ヴィエイラでビッグチャンスを作るも西川が好セーブ。こぼれ球をフリーで待っていた中野が押し込みにかかるもヒットせず。

89分、川村が座り込む。足をつった?山﨑が準備。

91分、広島交代

川村→山﨑

91分、広島が左での奪取から前につなぐもホイブラーテンが好カバーでクリア。満田のタッチが若干流れた。浦和は良い時間帯にできているが、安易なロストからピンチを招いている。前重心になっているため、トランジションはかなり脆い状態。

浦和は前田のカットインクロスが攻撃のメイン。ピンポイントで合うのを待つ感じ。

95分、小泉のクロスを興梠が合わせるもわずかに枠外。

95分、前田のCKを岩尾がニアで合わせるもバー直撃で押し込めず。

終盤は浦和がゴールへ近づいたが、2-0のまま終了。

 

1点ビハインドで後半を迎えた浦和は、流れを変えるべく自陣深い位置でもリスクを負ってビルドアップからの前進を図ったが、元気な広島のプレッシングの餌食となり、PKを献上。ソティリウのキック失敗に助けられたものの、直後に大橋が決めて広島も流れを渡さず。その後も浦和はつなげば自陣でロストし、前に蹴っても回収され、と前進の手段が作れず。75分あたりからは広島のエネルギーが落ちてきたことでボールを持てるようになり、前田の仕掛けからゴールへ迫ったものの、こじ開けることはできず。広島も前向きの奪取から、浦和の手薄になった背後を突いて何度もチャンスを作ったが、得点は生まれなかった。

結果的に、広島が1点取って折り返したことが浦和にビルドアップを強いる展開を作り出し、それによって流れを引き寄せたと言える。浦和は前半の2つのチャンスを決め切る、もしくは0-0で折り返せて入れば、また違った流れになっていたかもしれない。形を決めて攻める浦和は、人を当ててプレスを掛ける広島にとってやりやすい相手だったと言える。とはいえ、前から人を当てて後ろを手薄にしても3バックでなんとかできてしまう広島と同じ戦い方をできるチームはないので、ほかのチームとやったときにはまた違ったイメージの浦和が見られそうな気もする。

 

個人的MOM

★大橋 祐紀

2得点で新スタジアムの公式戦初戦で勝利をもたらす。PK奪取で蹴れなかったことも考えれば実質ハットトリックに近い活躍。昨季の開幕戦でのハットトリックに続き、開幕での勝負強さを示した。攻撃だけでなく、守備での運動量も目立った。

 

東も攻撃で際立った選手の1人。再三のクロスに加え、低い位置からスペースへ流し込むパスで深さを作る、斜めのクサビで攻撃のスイッチを入れるなど、彼のキックから攻撃が構築されている印象があった。パスコースを切りながら寄せるプレス、1対1対応、プレスバックと守備面でも安定。

サンタナにほとんど仕事をさせなかった荒木はさすがの一言。

浦和は流れをつかんだ際の前田の仕掛けは脅威で、仕掛けられさえすれば怖いシーンを作れていた。

 

トピックス

PK奪取後にキッカーを巡って大橋とソティリウがもめる。最終的にソティリウが蹴って外し、その直後に大橋が流れの中から決めるというおまけつき。そのゴールで大橋とソティリウはちゃんと抱き合っていた。

 

監督コメント

 (※Jリーグ公式サイトから引用)

[ ミヒャエル スキッベ監督 ]
開幕戦にふさわしい、素晴らしい緊迫感のある良い試合だったと思います。

今年のJリーグは大迫 敬介の素晴らしいセーブから始まったなという感じがしますし、時間が経つにつれて自分たちも落ち着いていき、後ろの守備が安定したところから自分たちの強さというのを見せられるようになったと思います。前半のうちに大橋(祐紀)のシュートでリードできたことが良かったと思います。

70分ぐらいまでは前からボールを奪うこともできましたし、自分たちの良さを非常に強く出せた試合だったと思います。ただ、その後は相手もまた(息を)吹き返してきて、3つ4つ危険なシーンもありました。自分たちはプレスに行っていたので最後までもたない部分があったのかなと思いますが、まだ初戦ですし、浦和という素晴らしい相手に対して素晴らしいゲームができたことをうれしく思っています。

 

[ ペア マティアス ヘグモ監督 ]
5週間半準備をしてきて、今日の試合を非常に楽しみにしていました。試合の立ち上がりから浦和の素晴らしいファンの姿を見ることができて、私にとって非常に良かったと思います。

前半は良いものがいくつか見られたと思います。チャンスを作ることができましたし、前半終了間際の失点まではほぼチャンスを与えることはありませんでした。後半に入ってからはもっと後ろからつなごうとしましたけど、それがうまくいきませんでした。その時間帯に0-2にされてしまいました。最後の15分はもう一度われわれの姿を取り戻し、試合を支配しながらチャンスを作っていたと思います。

長年一緒にプレーしている非常にまとまった良いチームとの対戦でした。90分を通じて見ると、相手のほうが安定したと思います。その試合の中でも可能性を感じる時間帯がありましたので、時間とともに選手たちの関係性が深まっていけば良くなっていくと感じました。

 

2024 ACLラウンド16第2戦 横浜F・マリノスvsバンコクユナイテッド メモ

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スタメン

第1戦で退場した松原が出場停止。代わりに渡邊が入る。

 

流れ

第1戦は2-2での折り返し。

マリノスは第1戦と同様で、4-1-4-1セットの守備。ロペスがチェイス役で、その後ろの4枚が横並びでフィルター役に。

バンコクは4-2-3-1セット。トップ下がアンカーにマンツー気味。サイドまで出たら、ボールの横に入って横断阻止役に。

マリノスが第1戦でハーフスペースに出ていく動きが多かったことからか、バンコクはSHを下ろす、もしくはボランチがCB-SB間をカバーすることで、各レーンを埋めてハーフスペースを閉じようとしている。

4分、バンコクのロングカウンター。右サイドの連係で深さを取り、折り返しのこぼれ球をフィニッシュまで。マリノスはSBが高く上がる、IHもインサイドの高い位置で待つベースポジションなので、ロスト後にカウンタープレスがハマらないと一気に自陣深くまで持っていかれやすい。

GKが持ったときにハーフウェイラインまで最終ラインをアップしているマリノス

バンコクは1トップがCBの前に立って縦の制限をかけるだけなので、マリノスの最終ラインは余裕を持ってボールを持てる。

8分、右サイドの縦関係で深さを取るバンコク。クロスを入れるも中で合わせきれず。マリノスは左サイドを縦に貫かれるシーンが多い。

加藤蓮はアンカーの脇に入り、ボランチに近い保持のベースポジション。WGが大外、IHはハーフスペースの高い位置で待つ。

10分、エドゥアルドの直接FKは壁に当たってCKに。

12分、CK時に両チームの選手が接触し、一時中断。頭同士の接触だったが、プレー続行は可能。

14分、マリノスが右サイドで圧縮して奪い取るが、バンコクがすぐに奪い返して攻撃へ移行。

16分、エウベルの巧みなコントロールから逆へ展開し、マテウスがスペースで仕掛けるも突破できず。バンコクもスペースは空けたものの、2人目の戻りが早い。

バンコクはカウンターの色気をそこまで出さず、まずは前線も守備に戻す。1トップだけ前残り。

18分、右サイドのポジションチェンジから加藤蓮が抜け出すもバンコクも対応。WG-IH-SBは高さも内外も自由に入れ替わる。

18分、マリノスが敵陣で奪ってエウベルがシュートまで。揺らしたのは上のネット。

20分、バンコクのロングカウンター。中盤で奪ってから左に展開し、PA内を運んでクロスまで。中はマリノスのDFが対応。ただ、一撃で深いところまで運ばれているトランジションは気になる。

21分、モタのシュートはマリノスDFがブロックしてCKに。バンコクは、まずは守備を固めつつ、奪って密集をくぐってカウンター、という策がある程度狙いどおり出せている。

25分、マリノスの敵陣保持。PA内を固めるバンコクをどう攻略するか。

マリノスが押す時間が続く。相手ゴール前に圧力をかけ続けているが、効果的なシュートはなかなか打てていない。

28分、マテウスが受けて仕掛けるも、縦も横もバンコクが人数をかけて塞ぐ。ハーフスペースを縦に抜ける選手にも対応済。

5分近くマリノスの攻撃の時間が続く。

29分、加藤蓮が接触で痛める。プレー続行は可能。

雨でピッチが濡れている影響もあるのか、全体的に1stタッチが若干乱れているように感じる。

マリノスが最終ラインを高く上げたタイミングで、右サイドのニティポンが背後を狙い、GKからのロングボールで一発抜け出しを狙っている。

35分、マテウスの仕掛けからクロスまで。相手SHの戻りが若干遅れたことでボールへのアプローチも遅れた。

25分からマリノスが押し込む時間が続く。バンコクは自陣で人数をかけて我慢。

37分、渡邊がPA内左に入り込んで折り返し、渡辺がシュートまで。ヒットしなかったが、PA内でシュートへ持ち込むまでは良かった。

マリノスはロストしても深い位置ですぐにプレスを掛けて蹴らせて回収というサイクルができている。

39分、エウベルのミドルは枠外。ボールを持って押し込み続けているが、枠内へのシュートはほとんどない。

41分、PA内で前を向いてシュートまで持ち込むナムテヒ。個人のはがしでなんとかしようとしているが、相手にとって怖いシュートにはなっていない。

43分、大きな展開からマテウスがファーへクロスを送るも誰もおらず。打開策に困っているマリノス。ただ、相手の攻撃も受けていないので、コントロールはできている状態。

 

20分まではマリノスが保持し、バンコクがロングカウンターを軸にゴールへ迫る一進一退のような展開だったが、20分を過ぎたあたりからはマリノスが保持して一方的に攻め続ける展開に。ただ、バンコクも立ち上がりから守備意識が非常に高く、SHは絶対にサイドのサポートに戻る、ボランチがカバーで動いた際にはトップ下がバイタルを埋めるなど、4-5のブロックでPA付近のスペースを空けないマネジメントを徹底。マリノスの一方的な展開になりつつも、危険なシュートは打たせず、守り切って折り返した。マリノスとしては、途中からカウンターを受けていない状況はポジティブだが、攻撃の閉塞感があるはずなので、そこでナーバスにならないことが大事になるか。バンコクは徹底した右サイド攻撃でカウンターからの一撃を狙ってくるはず。

 

後半

47分、渡辺とロペスの連係で渡辺が抜け出し、マイナスに折り返すが合わず。エウベルが強引に狙うも枠外。渡辺のワンタッチで少しリズムが変わった。

ロペスはあまり動かず、中央のターゲット役として待機する。

48分、敵陣トランジションからワンツーで加藤蓮がシュートまで。バイタルで待機していた。エリア近辺での少ないタッチのパスが増えてきて、前半よりも攻撃に可能性を感じる。

49分、ルンラトが切り返しから仕掛けてクロス。バンコクは久しぶりにゴール前にボールを入れられた。

50分、バンコクの敵陣保持。こちらも久しぶりに自分たちの時間を作る。

バンコクは多少粗めでも積極的にクロスを入れていき、ゴール前で何かを起こそうとする。

52分、マテウスが縦に仕掛けて折り返し、マイナスを渡辺が合わせるも角度が厳しく枠外。マテウスの突破は初めて?

54分、バンコクの攻撃。マリノスの最終ラインにギャップができたところでイードが斜めに出てきて背後を取り、シュートまで。後半はバンコクも押し返す時間を作っている。

55分、CK崩れからウィーラテップの連続シュート。ポープがキャッチしてすぐにマテウスへつなぎにかかるが、バンコクのDFが対応。マリノスは前半よりも、前線のスペースを一気に使おうとする意志が見える。

マリノスが前半よりも右サイドで深いスペースへ入り込めている印象がある。バンコクのサイドユニットがうまく場所を塞げていない?

59分、マリノス交代

エウベル、ナムテヒ→宮市、天野

60分、接触後、イードが脇腹を抑えて倒れる。→メディカルからは○印が出る。

プレーが止まっている間にキューウェル監督と渡辺が話し合って、交代後の形などを確認しているか。

63分、高い位置で取り返してから天野の右からのクロス。宮市が飛び込むも合わず。

63分、バンコクが2人でカウンターをやり切ろうとするが、ラストパスが流れてポープがカバー。

64分、イードが再び倒れ込む。痛めた箇所の我慢が利かなかった模様。

65分、バンコク交代

イード→チャヤワット

天野が高い位置で自由に動き回って+1を作り出し、喜田と渡辺が横並びに近い形で、2人でバランスを取る。

67分、天野の左流れからクロス。その後、マテウスのクロスを天野が合わせるも枠外。バックキックのような形で難易度は高かったが決定機。天野が入ってから明らかにチャンスの質が1つ2つ上がった。

69分、スペースで持ったチャヤワットが仕掛けて縦に運び、CK獲得。ピンチが続いていた中、時間を作ってセットプレーも得る好判断。

70分、珍しくバンコクが前からプレスを掛けるも、後ろはそこまでラインを上げられず、マリノスは困らずに前進成功。自陣で耐え続けるのがしんどくなってきているのか、戦い方を調整しようかどうか迷いが出ているか。

71分、バンコク交代

ビア→スファン

CBを交代。アクシデント?

73分、右に流れた天野のインスイングクロスに宮市が飛び込む。マリノスが前向きの圧力を強めでゴール前に圧力をかけ続ける。前半よりもバンコクは苦しい守り。いつ得点が生まれても不思議ではない状況。バンコクはサイド守備で蓋をできなくなってきており、サイドからのクロスの効力が上がっている。

75分、バンコクのGKに警告。遅延行為。

77分、ロペスがPA内左で受け、切り返しから右足コントロールショット。ポストを叩いてはね返り、天野に当たるも枠外へ転がっていく。ここまでで最大のビッグチャンス。映像を見るとGKがわずかに触ってコースを変えていた。

バンコクは押し返す時間がなかなか作れなくなり、じり貧。プレーを切って時間を使い、流れを1回1回切るしかなくなっている。

81分、マリノス交代

渡邊→永戸

82分、左奥で受けた宮市が折り返して天野が合わせるも枠外。投入された永戸がスペースへ流すパスを送って早速チャンスに絡む。

84分、バンコク交代

ポックラウ→ルイス

86分、中盤トランジションから天野→宮市で一気にゴール前まで。クロスでロペスを狙うも合わず。

88分、マリノス交代

渡辺、加藤蓮→山根、村上

それぞれそのままのポジションに入る。

マリノスは深い位置までは取れるようになっているので、そこからガンガンクロスを入れる。多少アバウト目でも相手が嫌がる攻撃をひたすら繰り返す。

91分、ルーズボールを村上が拾ってミドルもGKの正面。宮市が左の裏に走って、そこへ永戸が流すという形が確立されている。宮市は抜け出したらすぐに左足でクロスを入れる。

96分、右サイドの連係からマテウスのインスイングクロスも中で合わず。マリノスが攻め続け、バンコクは耐えるのみ。バンコクは色気を出さず、延長でも仕方がないというスタンス。

99分、マテウスのインスイングクロスを宮市が合わせるもミートし切れず、GKがセーブ。宮市は第1戦に続き、またも決め切れず…。

 

マリノスは天野の投入からチャンスの質が一気に上がり、一方的に攻撃し続ける展開でゴールへ迫り続けたが、押し込むところまでは至らず。バンコクも良く粘って守ってはいたが、決められそうなシーンは2,3回あっただけに、そこを決め切れなかったことが悔やまれる。バンコクはまずは失点しないことを軸にしつつ、カウンターにも出ていきたそうだが、マリノスのCBとボランチがしっかりと起点をつぶすことでワンサイドゲームに持ち込んだ。バンコクは最後まで無失点でしのいでPKに持ち込むくらいしか勝機がなさそうな流れ。

 

延長前半

延長に入ってもマリノスが敵陣保持を続け、ゴール前に圧力をかけ続ける展開。

92分、CKのこぼれ球を永戸がボレーで狙うも枠外。

93分、ウィーラテップが痛めた模様。

バンコクは一時的に1人少ない状況。

94分、バンコク交代

ウィーラテップ→ウィサルット

バンコクはボールを奪っても前に蹴るしか策がない。ただ、マリノスもサイドからのクロス一辺倒という感じで、決定的なシーンは作れていない。

98分、クサビを受けたロペスが振り向きざまに狙うもわずかに枠外。可能性を感じさせるシュート。

100分、バンコクが久々に密集から抜け出すも、パスが合わずにロスト。

101分、ポッシブルペナルティでオンフィールドレビュー。→2分近く確認した結果、ノーファウル判定。

バンコクもサイドへのアプローチで、縦-横を塞ぐ選手+ハーフスペースを埋める選手の3人セットでがっちりブロック。

106分、久しぶりにバンコクが敵陣まで運ぶ。ただ、安いパスミスでロスト。かなり疲労の影響も出てきているか。

108分、バイタルから天野がコントロールショットを狙うもGKの守備範囲内。

 

延長後半

106分、バンコクが保持から敵陣深くまで進入。ただ、ロストからマリノスがカウンターへ移り、マテウスの仕掛けを止めたエヴェルトンに警告。

マテウスと宮市がポジションを入れ替えている。

マリノスにも疲労が出てきた影響からか、バンコクも一時よりはボールを持てる時間を作っている。ただ、基本的にはマリノスが点を取れるかどうかの勝負。

117分、村上が縦に仕掛けてクロスを送り、バンコクDFの手に当たり、PAのギリギリ外からのFK獲得。映像をを見ると手が当たっている場所はPA内に見えるが…。全体的に判定への時間がかなりかかっている。

→はじめはハンドによるFK判定だったが、VARチェックが入り、PKに変更。

121分、マリノス先制、1-0。合計スコアで勝ち越し成功。ロペスが相手GKとの駆け引きをしながら見事に逆を取ってゲット。ユニフォームを脱いだロペスには警告が提示。

123分、マリノス交代

マテウス→水沼

バンコクは前線に枚数をかけて捨て身の攻撃。

125分、オープンから右で持ったバンコクがクロスからルーズボールをシュートまで。ポープがなんとかキャッチ。捨て身の攻撃でゴール前まで運んだが、あと一押しは足りず。

 

ずっと攻め続けていたマリノスが最後の最後でPKからロペスがこじ開けて勝ち越し。その後、捨て身のバンコクが一度チャンスを作るも、そこをしのぎ切ると終了のホイッスル。攻め続けながらもゴールが奪えずに苦しんだマリノスがベスト8進出。

バンコクは最後までサイド守備のふたを徹底していたが、1対1のところでハンドというエラーがPK献上になり、痛恨の決勝点になってしまった。

 

個人的MOM

アンデルソン ロペス

役割的にゴール前でクロスを待つことが多かったため、ボールタッチは極端に少なく、目立つシーンは多くなかったが、最後のゴールがすべて。決めるかどうかで勝負が分かれそうな場面で強メンタルのPKだった。

 

途中出場の天野も存在感抜群。トップ下で自由に動き回りながら各所に+1を作ったほか、キック精度の高さでチャンスの質を高めた。

2024 ACLラウンド16第2戦 ヴァンフォーレ甲府vs蔚山現代 メモ

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スタメン

第1戦からの変更箇所は三平→ウタカ、アダイウトン→宮崎、林田→佐藤、荒木→小林、神谷→マンシャ。

 

流れ

蔚山は第1戦の3バックではなく、4-2-3-1でスタート。

甲府はプレス時、2トップでアンカー位置の選手を挟み、SHが2トップ脇へのアタックをにらむようなバランスのとり方。SHが出ていくか、大外を見るかの判断が重要。

5分、甲府が前プレスから奪って攻撃。関口がクロスを入れるも味方に繋がらず。3点ビハインドもあって積極的に前から追いかける。

関口は常に相手SH-SBの間くらいの高さで大外で張る。鳥海はインサイドに入る。

7分、宮崎がパスカットしてからそのまま仕掛けてシュートまで。蔚山は最終ラインからつなごうとしているが、ここまでは低い位置で引っかかっていることが多い印象。甲府は始まったばかりでエネルギーがあるぶん、二度追いをしながら強度も高められる影響はありそう。ただ、この強度で90分維持することは不可能だろう。

8-9分、中盤で前を向いた佐藤から背後へ。宮崎が走り込むがつながらず。宮崎は外で張ることはあまりなく、外から内へ斜めのランニングを狙う。

10分、蔚山先制、0-1。中盤でのルーズボール蔚山がものにすると、空いていた右サイドを一気に進み、シュートの跳ね返りを押し込んだ。甲府は中盤で食い止めきれず、SBが上がっていたスペースを突かれた。開始早々ながら、勝負が決するような4失点目。甲府がテンション高く入ったことで蔚山は組み立てで困っていたが、1stチャンスをものにした。

12分、CBのキムギヒが負傷した模様。

13分、蔚山交代

キムギヒ→ファンソッコ

14分、右に流れたウタカで深さを作るも、そのあと詰まってロスト。

16分、今津の攻撃参加でPA内の厚みを増やす。甲府は基本的にSBが両方高い位置を取り、後方のリスク管理をCBとボランチ2枚に任せる。

17分、SHがCBへ、SBがSBへアタックする縦スライドでプレスを掛ける甲府。CBのカバーエリアは広がるが、リスクを承知で攻めの守備を実行。

18分、小林のアーリークロスにウタカが合わせるも枠外。

甲府は敵陣深くでは積極的にプレスを掛けるが、ミドルゾーンまで下げさせられると、ブロック形成を優先せざるを得ない。なので、蔚山は保持の陣地を押し上げたいように見える。

かなり雨が降ってきたとのリポートあり。

蔚山はそこまでプレスに出てこず、ミドルゾーンでのブロックが初期セットという感じ。高い位置で奪えればそのままカウンター。カウンターが難しければ、保持に移行してコントロール狙い。

26分、蔚山のビルドアップと甲府のハイプレス。蔚山が右サイドから外して前進。甲府もプレスバックで奪うが、ファウルで蔚山ボールに。甲府はかなりハイペースで走っている印象があるので、早めに点が取れないと時間の経過とともにかなり苦しくなりそう。

27分、コスンボムに警告。

30分、蔚山が右サイドを崩してPA内から折り返すもクロスは合わず。

31分、右に流れたウタカのクロスをゴンザレスがすらしてファーで宮崎が受けるも打ち切れず。

甲府は前から奪いに行っているが、蔚山のパス交換のほうが上回っており、ボールの奪いどころを作れない。蔚山はある程度安定して陣地を押し上げて保持のラインを上げられている。

34分、ウタカが中盤で奪ってカウンター。ゴンザレスが遠めから打って枠を捉えるもチョヒョヌがセーブ。距離はあったが、可能性を感じさせた。

35分、FKのこぼれ球にウタカが反応してシュートを打つも枠外。ビッグチャンス。ミートが決まらなかった。

37分、木村がヌルっとドリブルでPA内まで入り込んでシュートもチョヒョヌがブロック。うまく入り込んだが角度は消されていた。甲府がじわじわとチャンスを作り始めている。

38分、プレスからのショートカウンターでウタカにビッグチャンスが訪れるもブロックに遭って押し込めず。ビッグチャンス。

40分、小林のクロスに鳥海が飛び込むも枠へは飛ばせず。入るタイミングは抜群だったが、シュートの難易度は高かった。

甲府に流れが傾きつつあったが、蔚山が保持で時間を使い、コントロール。このあたりはしたたか。

43分、カウンターからイドンギョンのシュートまで。ギリギリ枠外。

44分、蔚山がカウンターで完全に抜け出すも、河田が飛び出してビッグセーブ。完全に1点もののピンチを防いだ。

45分、こぼれ球を遠目から佐藤が狙い、コースが変わったボールをチョヒョヌがはじくも反応が早かったのは蔚山のDF。チョヒョヌはセカンドリアクションの早さでうまくかき出した。

46分、関口の左足ミドルはチョヒョヌがセーブ。「もう少し」というチャンスは作っているが、ゴールには少し足りない。

46分、マンシャに警告。

 

エネルギーを高めて入った甲府が立ち上がりは高い位置での奪取から良い展開に持ち込めていたが、蔚山がカウンターから1stチャンスを作って仕留め切った。その後も蔚山はミドルブロックと、自陣での保持でゲームをコントロール甲府は徐々にボールを奪えなくなり、ラインを下げざるをえなかったり、走る距離を増やされたり、嫌な流れに。30分過ぎあたりからはチャンスの質が上がってきて、ゴールの雰囲気も出てきたが、相手の好守もあり、あと少しが足りず。この試合単体で見れば決して悪くないが、トータルスコア0-4で残り45分はかなり厳しい状況。後半で何を見せられるか。

 

 

後半

甲府交代

宮崎→アダイウトン

蔚山交代

コスンボム→イギュソン

鳥海は守備で前アタックの役割、アダイウトンは前残り気味で深い位置の守備に参加しないため、後方は4-2に近い形で守る。それゆえ、最終ラインの選手はずらされやすい状態。

47分、左サイドで奪ってからカウンター。木村が運んでウタカへパスを送り、シュートまで。相手DFに当たり、CKに。トランジション時の木村の推進力がかなり効いている。

SHが相手CBまでアタックに出ることで全体が前にスライドし、CBが前に横につぶしに出ていく。CBのところで奪い取れないとスペースが晒される。

50分、ロブパスを奪って鳥海がミドルシュートまで。GKの守備範囲内。

51分、関口が高い位置で回収してシュートまで。相手陣内で奪えるようになってきたが、ゴールまではまだ遠い。ゴールを奪いにいくしかないので、後方が手薄になるぶん、外されるとピンチになるが、それも許容している。

蔚山はカウンターに出ていこうとしているが、甲府の対応が上回っており、少しずつ甲府の時間帯に。

55分、敵陣で奪ってアダイウトンが強引にシュートまで。CK獲得。蔚山は苦しい時間帯。

56分、蔚山PAまで運び、連携からシュートを狙うも甲府が粘ってゴールキックに。甲府は割り切って4-3で守る。

58分、ここでの自陣守備はアダイウトンもウタカもある程度下がって守る。ウタカが下がり目でゴンザレスが残り気味の4-4-1-1。

60分、甲府交代

ゴンザレス、鳥海→三平、武富

蔚山はビルドアップ時、CB→SBからCBが上がって前のパスコースを作り、ボランチが下りて後ろのパスコースを作る循環の仕方。

61分、セットプレー崩れからアダイウトンのコントロールショットも枠外。

63分、蔚山交代

アーダーム→チュミンギュ

64分、スルーパスに武富が抜け出して三平がシュートを狙うもオフサイド。若干狙うスペースが被ってしまった。

65分、CK崩れから木村が遠めからミドルを狙うも枠外。ギリギリ外れたが、可能性は感じさせた。ただ、チョヒョヌも枠内に来ていたら届いていそうな雰囲気はあった。

66分、ウタカが左足で枠内へ飛ばすもチョヒョヌが好セーブ。最後の砦として立ちはだかる。

三平と武富投入後から一気に甲府が流れをつかんでいる。

67分、甲府交代

木村→林田

ゴール前に圧力をかけ続ける甲府蔚山は撤退ではね返し続ける時間。

73分、イドンギョンに警告

73分、甲府交代

佐藤→飯田

右SHに飯田が入り、武富がボランチベースの位置に入る。

甲府が押す時間を作っていたが、また蔚山が保持を安定させたところから流れを切ってコントロールする時間を増やす。

75分、蔚山交代

キムジヒョン、イドヒョン→ルドウィグソン、キムミヌ

77分、飯田のクロスをウタカが落として武富が狙うも枠外。飯田が入って大外で縦に運べるシーンは増えた印象。

流れの中でマンシャがPA内へ入ってターゲット役になるシーンも。

79分、イギュソンに警告。アダイウトンと入れ替わったところを手で止めた。

81分、ルーズボールの処理ミスから江坂が拾って折り返すも、マイナスを埋めてクリア。

蔚山がゲームをクローズな展開に持ち込みつつ、保持で時間を作ってコントロール

86分、左での作りから武富がうまくPA内に抜け出して折り返し。ウタカが受けてシュートを打つも、ブロックに遭う。ビッグチャンスは作れているが、本当にあと一歩が遠い。

87分、甲府得点、1-1。小林のアウトスイングCKを頭で合わせてゲット。スタンディングで飛んでうまく合わせた。国立のサポーターを沸かす一撃。

89分、アダイウトンが強引に中に切り込み、こぼれたところを三平が狙うも枠外。

90分、蔚山がロングカウンターから中央を運び込むも、今津が下がりながらボールをつついて止める。好対応。

93分、蔚山勝ち越し、1-2。右サイドの深い位置を取って折り返し、ファーで詰めてゲット。中を絞って消していた分、サイドが空き、クロスも引っかけられず中に通された。

CKに河田も上がってくる。

甲府がもう1点を目指して最後まで攻めるもそのまま終了。

 

甲府がハイプレスを掛けて相手のゴールに圧力をかけ続ける時間を作れば、蔚山も保持で落ちつかせてゲームをコントロールという流れがいったりきたり。甲府も惜しいチャンスは作ったものの、相手DFの体を張った守備やGKチョヒョヌの好守に防がれてなかなかゴールは割れず。それでも終了間際にCKから三平が1点はもぎ取った。ただ、その後に失点し、終了。3点ビハインドスタートで非常に厳しい状況だったが、最後に1点を取って最低限の意地は示せた。相手に流れを続かせない蔚山の強さが上だったととらえるしかない。

 

個人的MIP

★木村 卓斗

トランジション時の推進力と、機を見た攻撃参加、ミドルシュートと攻撃面で存在感があった。おそらくこのあとに控えるリーグ戦をにらんで途中交代となったが、攻守において欠かせない存在で、ボランチ1番手として収まるのではないか。

 

途中出場の武富はセカンドボールへの反応や切り替え、そしてよりゴールに近いエリアでパスを引き出す動き出しで攻撃に色を加えた。

2024 ACLラウンド16 蔚山現代vsヴァンフォーレ甲府 メモ

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スタメン

 

流れ

甲府は4-2-3-1、もしくは4-4-2ベース。三平が気持ち下がり目。

蔚山は3-4-2-1。3-2ビルド。甲府は2トップに加えて。鳥海が前に出て3枚でプレッシャーを掛ける形。

甲府は守備バランスが、鳥海をプレスで前に出す、アダイウトンはサイドで大外を見るというような左右の違い。

蔚山が保持し、甲府がミドルゾーンでセットしながら奪って縦へ運ぶことを狙うような構図。甲府がそこまでテンションを上げていないことから、比較的落ち着くのが早かった。

アダイウトントランジションで戻り切れないので、三平がそこを埋めるようなシーンが散見される。

8分、蔚山が左からのクロスを頭で合わせてポスト直撃。最初のチャンスは蔚山

9分、甲府がカウンタープレスをハメ切って敵陣で奪い、三平のシュートまで。蔚山がつなぎにきたところで木村が良い形で奪い切った。

甲府はあまり激しくプレッシャーにはいっていないが、「ここ」というタイミングでは一気に全体が前に出ていく。

11分、右で回収して右サイドに流れたゴンザレスを走らせて、敵陣へ。クロスを送り、アダイウトンがファーで飛び込むも届かず。その後、木村のスルーパスにゴンザレスが抜け出してシュートも、GKが好ブロック。甲府が連続でチャンスを作る。

ゴンザレスは右に流れて深さを作ろうとする動きが多いか。

13分、トランジションですぐに奪い返して三平のシュートまで。甲府は敵陣へ入ったあとのカウンタープレスはかなり意識していそう。実際にそこで回収してシュートまでいけるシーンも多い。両ボランチの奪取能力の高さもポイント。

15分、蔚山が左からのクロスでチャンスメイク。神谷が競り合いで頭を痛めるもプレー続行可。蔚山は左からのクロスを強みとして持っていそう。

18分、蔚山の攻撃。右サイドで崩してシュートまで持ち込むもバー直撃。荒木が1対2のようになって外から背後へ抜け出された。

蔚山は自陣へ撤退した際はしっかりと5-4-1で組んで、そこまでカウンターへの色気は残さない。

22分、蔚山がロングカウンタ―でチャンスメイク。右からの連続クロス。蔚山は左右からのクロスや、サイド突破からの折り返しが攻撃のメインパターン。

24分、蔚山がCB→WBで相手SHを切って前進。アダイウトンの列を突破されて、荒木が守備ポジショニングを迷った印象。荒木は一時的な数的不利に陥るケースが何度か見られ、対応に困っているか。

蔚山は右サイドからクロスを送るシーンが増えており、甲府はゴール前ではね返して我慢する展開。

28分、PA内で林田の腕に当たったところのオンフィールドレビュー。かなり長いチェックを経た上で、ノーハンドの判定。

31分、中央CBからのフィードで右サイドへ送る蔚山。荒木がディレイしながらアダイウトンの戻りを待つ。甲府はここの守備連係がずっとハマってこない雰囲気。

36分、蔚山先制、1-0。左から中央を経由して右へ流し、クロスを送ると河田が反応。こぼれ球を押し込んだ。甲府は中央経由を防げず、ボランチの脇から侵入を許したところが痛恨だったか。蔚山は再三狙っていた右からのクロス攻撃が得点に結びついた。

38分、蔚山が最終ラインからのロングボールで前進し、シュートまで。関口がブロックしたが、流れは一気に蔚山のほうへ傾いた空気感。

甲府の保持は、低い位置で細かくつなぐというよりも、サイドに流れる選手を使ってまずは深さを作りにいくイメージ。

40分、甲府が高い位置からプレッシャーを強め、最後は三平→鳥海でチャンスを作るもシュートまでいけず。やはり高い位置からプレスを掛けた際のボランチの奪取が肝。

41分、荒木が高い位置へ出ていき、アーリー気味にクロス。2トップがゴール前に入ったが、質が伴わず。ややアバウト目でも両SBからはクロスを入れていく意識が強いように見える。

42分、蔚山がPKを獲得。左サイド大外からの斜めのクサビからのコンビネーションで抜け出した選手に神谷の足が掛かった。今津がつり出され、その空けたスペースに入り込まれて苦しくなった。

→44分、蔚山追加点、2-0。PKを落ち着いて決めた。甲府は苦しい時間帯を耐え切れず、2失点。

 

 

20分頃まではピンチもありながら、カウンタープレスからのシュートで一定のチャンスは作っていた甲府だが、20分を過ぎたあたりからは攻め手が見えなくなり、苦しくなった。そこでいくらか我慢はできていたが、サイドを崩される回数が多く、耐え切れなくなって2失点。トランジションでの落ち着かせどころが作れなかったこと、保持でコントロールのフェーズに持っていけなかったことが苦しい。アダイウトンのところも守備でバランスの悪さがあったように見えた中、そこの収支をプラスにできるほどの攻撃での違いは作れず。

蔚山はシャドーとWBのポジショニングを入れ替えたコンビネーションや、単純にクロスの質で怖さを見せたと言える。

 

 

後半

蔚山交代

ルドウィグソン→江坂

47分、甲府のビルドアップに前からプレスを掛ける蔚山。4バックに対し、3トップとWBのスライドで縦をふた。

47分、蔚山のビルドアップにプレスを掛けてマイボールに。アダイウトンがCBからGKまで追いかける。

甲府はビルドアップでしっかりつなぐ意識があるが、プレスに引っかかって自陣の深めでロストするシーンが続いている。

アダイウトンは深くまで下がらず、ボランチがサイド守備のサポート、ボランチが空けたところは三平がサポートに入るバランスの取り方。

51分、プレスバックでとったところからカウンターを狙うも、三平のスルーパスは流れる。

立ち上がりはプレスをかけていた甲府だが、時間の経過とともにミドルブロックへ移行。そこまでCBにプレスを掛けないので、蔚山は3バックが持てる状況。

54分、蔚山PA手前まで運んでシュートまで。

54分、甲府交代

ゴンザレス、三平→ウタカ、飯島

2トップを交代。

56分、蔚山のビルドアップにプレスを掛ける甲府蔚山は人を下ろしながらプレスをくぐり、前進はできずとも相手のプレスの勢いを折るパス回しができている。

58分、飯島がライン間で受けて前進。右に流れたウタカと木村でポケット攻略を狙う。

飯島は三平と似たような役回りだが、ライン間や狭いところで受けてクッションとして良く機能している。

60分、蔚山追加点、3-0。自陣からのカウンターで右へ流し、2人の関係でバイタルで前を向くと、DFのブロックを外してゴール。甲府はファウルで止めようとしたが、止め切れず、簡単にPAまで入られてしまった。

64分、甲府交代

林田、アダイウトン→佐藤、宮崎

蔚山は守備セット時4-4-2になっている。後半頭からだった?保持時は3バック化。

木村が最終ラインのサポートとトップ裏で受けながらサイドへ展開する組み立て。

69分、佐藤→宮崎で左の背後を取ってクロス。中でウタカが競り合うが打ち切れず。

70分、甲府がプレスを掛けるがアンカー位置でくぐられて押し下げられる。

74分、左からの大きな展開で右に送り、ポケットからの折り返しを江坂が合わせてネットを揺らすも折り返しのところでラインを割っていた。

75分、蔚山交代

チュミンギュ、ミクギヒ→アダム、キムヨングォン

左SHが宮崎になったことで、斜めに背後へ出ていく動きが加わった。

交代当初は聞いていた飯島だが、時間の経過とともにロストが増えてきた。より厳しい圧力を受けているかもしれない。

甲府は奪ってから素早くゴールへ向かいたい狙いがあるため、そこでつなげないとずっと非保持の局面が続くというよくない循環に入りつつある。

79分、甲府交代

荒木→小林

80分、右サイドでの細かい連係から飯島→ウタカで抜け出し、シュートもポスト直撃。久しぶりに訪れたビッグチャンス。映像で見たら枠内シュートをチョヒョヌが触っていた。

81分、キムミヌが足を攣る。

82分、キムミヌ→イドンギョン

83分、右に流れたウタカのクロスに飯島が飛び込むもGK正面。少しずつ甲府の時間になってきた。

84分、木村が足をつった模様。

蔚山は最終ラインからの組み立てで、簡単に蹴らず、しっかりつないで1stプレスをくぐってくる。それによって自分たちの時間を確保し、ゲームのスピードが上がり過ぎないようにコントロールする。

85分、蔚山交代

コスンボム→マテウス

86分、右からのクロスをウタカが頭で合わせてネットを揺らすもオフサイドの判定。ウタカが異議のようなリアクションをしたことで、警告を受ける。

88分、右からのパスを中で受けた宮崎が抜け出しかけるも蔚山守備陣がしっかりとふた。

第2戦に向けて甲府が1点でも返したい展開で、前から追っていくが、蔚山が落ち着いた組み立てを見せて時計の針を進める。

94分、蔚山が右でのコンビネーションから左に流してシュートまで。倒れるもおとがめなし。ソルヨンウが接触から倒れ込んだ際に脱臼のような症状が出た模様。

 

ビハインドを背負っていた甲府は早めに攻撃の選手を入れ替えて1点を奪いにいくが、なかなかゴールまで向かえず、蔚山にコントロールされる時間が続く。そうしているうちに蔚山が自陣からのカウンターで3点目を奪取。甲府は前がかりになっていたところでスペースを突かれた。その後は右サイドを軸にウタカをゴール前で生かす形を作り、ポスト直撃シュートや、オフサイドで取り消されたがネットを揺らすシーンも作るも、最終的には無得点で終了。自分たちの時間を作ろうとして積極的にプレスに出ていったが、蔚山の安定した組み立てから球際をなかなか作らせてもらえず、自分たちのペースに引き込めなかった。3点ビハインドで第2戦に臨むという非常に厳しい状況になった。

 

個人的MOM

★木村 卓斗

守備では前プレスを掛けた際にボールを前向きで奪う役割を、攻撃では最終ラインをサポートしながら受けてはたいてサイドへちらしていく役割を担った。蔚山というボールを持つ相手に対してカウンターを仕掛ける上で彼の奪取能力は欠かせない要素であり、相手がボランチへ出したときの寄せとボールを絞り上げるような回収は目立っていた。

 

トピックス

蔚山のソルヨンウが負傷。脱臼のような症状に見えた。

 

2024 ACLラウンド16第2戦 川崎フロンターレvs山東泰山 メモ

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スタメン

エリソンは第1戦でもも裏を気にしていたが、問題なく先発。第1戦からジェジエウ→丸山、瀬川→三浦が変更箇所。

山東は第1戦で負傷交代したフェルナンジーニョが問題なくメンバー入り。

 

流れ

第1戦は川崎が3-2で勝利。1点リードでのスタート。

山東は低い位置から無理につながず、ロングボールを中心にして前進を図る。

川崎は最終ラインから組み立てて、ショートパスでの前進を図る。山東は4-2-3-1セットで、トップ下がアンカーを監視。ゴールキックでは前からプレスを掛けるが、第一陣がハマらなければ割り切ってラインを下げる。

川崎は3トップを半列下ろして縦パスの受け手に入れる。そこでクッションを入れて、落としから背後を狙う形が見えた。

3分、カザイシュビリのミドルシュートでCK獲得。山東は形にこだわらずゴールへ向かっていく。

5分、三浦と丸山の間に入ったルーズボールを見合う形になり、シュートを許す。

6分、三浦が上がって相手SHをどかし、マルシーニョを空ける形。

山東は最終ラインの選手がかなり深くまでマークマンについてくる。

8分、山東先制、0-1。川崎はビルドアップから大南が切り返しで剥がそうとしたところをカットされ、最後はクリザンがゲット。危険な位置でのハイリスクプレーを選択し、それが失点に直結した。

9分、エリソンが接触で痛める。左のもも裏を気にしている。接触時の打撲?プレー続行は可能。

山東は4-1-1-4のようなビルドアップ。基本的にはCBからのロングボールが軸。

橘田を経由しながら相手1トップのところを外してCBから運ぼうとしている川崎。相手SHがCBのところまでアタックに出てくるため、大外はSBが迎撃で出てくる。そこを外せるかが肝になるか。

13分、川崎の保持。山東は自陣でブロックを作りつつ、前に2枚残してカウンター狙い。奪ったあと、クリザンのシュートまで持ち込む。川崎は敵陣まで入るとSBが高い位置へ上がるため、サイドのスペースを突かれやすい。

15分、左サイドを崩してマルシーニョがポケットに抜け出して折り返し。エリソンが合わせるもやや足元で詰まってしまい、枠外へ。

家長は早い時間帯から逆サイドまで進出するなど、かなり自由なポジショニング。

川崎が高い位置で保持する時間を増やしている。カウンタープレスも積極的にかけており、山東は奪っても前に蹴るしかないような状況。ただ、陣地を回復さえできれば、一気にゴールまで向かえる怖さは見せている。

川崎はマンツー気味につかれたときは前から人を下ろして受けさせ、落としで前を向かせようとしているが、その落としがズレてオープンアタックを許すシーンが何度か見られる。

19分、クリザンが右サイドをゴリゴリと進入し、折り返し。川崎はヒヤッとするシーン。

家長が自由に動くところも含め、ボールの近くに人が多く集まる川崎。

23分、PA内右で持ったエリソンが左足でのシュート。CK獲得。前にDFが待ち受けていたが、強引に狙っていった。

24分、山東追加点、0-2。川崎のCKをニアでカットしたところからロングカウンター発動。左に振ってからクロスをピンポイントで合わせ、ネットを揺らした。川崎はデザインしたCKを狙ったが、ニアであっさりカットされ、後ろに残っていた橘田も中途半端なアプローチになるなど、複数のミスが重なって痛恨の失点。山東は合計スコアで逆転。

25分、左サイド奥に抜け出した三浦が倒されて深い位置のPA外でFK獲得。

家長は途中からかなり長い時間で中盤セントラルの選手として振る舞っている。中盤の枚数が厚くなる分、保持は安定している印象だが、そのぶん前線の枚数は減っている。右サイドで残っていることはほとんどない。

29分、川崎得点、1-2。三浦が奪取からそのまま前へ駆け上がり、山本のスルーパスから抜け出すと、角度のない位置からファーサイドネットを揺らしてゲット。数分前から攻撃参加が目立っており、それが得点に結びついた。

31分、珍しく右サイドに張っていた家長のタメから佐々木が追い越してクロス。ホームということもあり、川崎の雰囲気になってきた。

32分、山東が右からの大きな展開でカザイシュビリに渡し、仕掛けるも川崎がPA内でストップ。逆にオープンなところでエリソンが抜け出しかけるも、ゴールへは向かえず。

34分、山本のスルーパスにマルシーニョが抜け出して折り返し。脇坂が飛び込むも触れず。惜しいシーン。PA付近での山本のスルーパスの質が光っている。

35分、脇坂が中央でマークを集めてから佐々木に渡し、クロス。川崎の時間帯。敵陣深くまでは行けているので、あとはPA内をどう崩すか、そして決め切るか。

37分、敵陣でのカウンタープレスで連続攻撃を仕掛ける川崎。脇坂→エリソンで抜け出しを狙うも合わず。

38分、左からのクロスに脇坂が頭で合わせるも枠外。少しボールが高かった分、合わせきれなかったか。左サイドは三浦が駆けあがってマルシーニョへのパスコースを空ける形が何度か見られる。

39分、ジェンジェンに警告。

39分、家長が右サイドで時間を作ってから中へ送り、山本がコントロールショットもバー直撃。

42分、FKからカザイシュビリのミドルも枠外。可能性を感じさせるボレー。

家長を加えた中盤4枚がうまくつながることで1stプレスは安定して外せる状況。ただ、山東も無理をしてプレスに人数をさかないため、第一陣を外してもスペースはそこまで空いていない。

44分、

橘田のスルーパスにマルシーニョが抜け出し、GKを交わしてシュートを狙うもGKがセカンドアクションで素早く戻ってかき出す。ビッグチャンス。

46分、丸山→家長のパスがカットされてカウンターを受けるも、帰陣が間に合い、事なきを得る。

47分、マルシーニョがPA左に入り込み、クロスにエリソンが飛び込むも合わず。結果的にオフサイド。橘田→マルシーニョのホットラインができつつある。

山東は残り時間が少なくなっていることも踏まえ、クリザンも含めた全員が自陣深くまで戻り、前半をこのまま終えようという姿勢を見せる。

 

川崎は大南の個人のミスと、脇坂のCKミスから大カウンターを食らったところで痛恨の2失点。三浦のゴールで1点を返し、合計スコアでイーブンに戻したが、フラストレーションがたまる失点の仕方になってしまった。序盤は縦パスからの落としがズレるなど、リズムが良くなかったものの、20分を過ぎたあたりからは一方的に攻め込むような流れになり、山本や橘田からのスルーパスとマルシーニョの抜け出しというコンボでPA内を攻略できるシーンも多々あった。得点にかなり近づいたシーンもあったが、GKに防がれたり、バーにはじかれたりと、わずかに足りず。

山東はある程度割り切って守備に重心を置いているが、前線の質は高く、2得点も見事なフィニッシュスキルを見せた。とはいえ、前半途中からのような防戦一方の展開が長く続くと苦しくなることは間違いないので、押し返すためにどのような手を打つかがポイントか。

 

 

後半

山東交代

シェウェンネン、ジェンジェン→パト、フェルナンジーニョ

山東は警告を受けていた2人を交代。リスク管理が目的か。

山東はトップ下をアンカー番につけていた前半から、2トップが横並びで背中でアンカーを見る形になった。

立ち上がりは山東が保持する時間を作る。

50分、左サイド奥に流したボールをエリソンが追いかけて競り合いから奪取。折り返しを家長が狙うもDFに当たってCKに。

52分、CKがファーまで流れ、最後は家長がプッシュするもGKがセーブ。

53分、エリソンがPA内右で前を向き、折り返す(シュート?)も合わず。

55分、丸山→山本の縦パスでスピードアップしてゴールへ向かうも山本がシュートまでいけず。良いスイッチの入り方だった。

56分、丸山→マルシーニョで左サイド奥を取り、シュート。こぼれ球から山本のコントロールショットに持ち込むも、GKが処理。連続攻撃で流れを作る。

前半は左サイドで見られたSBが追い越してWGへのパスコースを空ける動きが右サイドで見られるようになった。

58分、川崎得点、2-2。脇坂→家長で右サイドを崩し、クロスをフリーでマルシーニョが合わせる。ポストをたたくが、跳ね返りをエリソンが詰めてゲット。良い流れのまましっかり崩して得点につなげた。

川崎は流れが傾いていることもあり、プレスもかなり積極的になっている。一気にたたみかけたい時間帯。

63分、三浦が空いてDFを引きずりながら長い距離を運び出し、ラストパスを送るもマルシーニョには合わず。

65分、川崎のゴールキックに対し、人を当てて前からプレスを掛ける山東。合計スコアで上回られたこともあり、戦い方を調整してきた。

67分、クリザンのプレスバックからフェルナンジーニョに渡して陣地回復。

67分、マルシーニョに警告。山東は敵陣でFK獲得。ビハインドになった山東がいくらか目の色を変えてきたこともあり、やや山東ペースの時間になりつつある。

70分、エリソンがハイボールの競り合いでの接触で痛める。プレー続行は可能。

エリソンはかなりギアを挙げてプレスに出ていく。

72分、山東得点、2-3。クリザンが左サイドからのカットインシュートでニアサイドを打ち抜いてゲット。川崎は人数はそろっていたが、シュートコースを消しきれず。山東は自分たちのペースに引き込めてきた時間でしっかり得点。

74-75分、脇坂が中盤でのルーズボールを収めたところから山本のストレートクロス。ファーでエリソンが飛び込むも高さがわずかに合わず。今度は追い付かれた川崎がギアを上げて攻める。

76分、CK崩れから大南が右サイドを抜けだしてクロス。ファーにマルシーニョが飛び込むも間に合わず。

77分、リーウェンイが足を攣る。

78分、山本のとんでもないスルーパスにエリソンが抜け出すと、山東のGKがエリアの外でエリソンを倒し、一発退場。→VARチェックにより、オフサイドの判定に。退場は取り消し。

川崎は守備で前向きの圧力を高めており、相手が足元で受ければ矢印を強めてしっかり奪い取れている。

82分、山本とのコンビネーションでマルシーニョがPA内で抜け出しかけるも密集を抜けられず。一気に川崎ペースに傾いてきた。奪われても素早いカウンタープレスで山東に息継ぎの時間を与えない。

83分、川崎交代

山本、マルシーニョ、エリソン→瀬川、山田、ゴミス

山田が右WGに入り、家長がトップ下のような位置に入る。

84分、山東が左からクロスを上げると、ソンリョンがなんとかかき出してCKに。

→右からのインスイングCKをジャジソンが合わせるもバーの上。

85分、左に流れたクリザンとカザイシュビリの連係でクロスまで。CK獲得。山東の時間。

ゴミスはセットプレー時の高さという意味でも効いている。

クリザンはアンカーへついて行くプレスバックや、トランジション時のポイントとして非常に機能している。足元に入るとボールを奪うのは難しい。

川崎はゴミスを最前線に残し、トランジション時の押し上げ要員に使う。

最前線にゴミスが入ってキャラが変わったこともあってか、川崎はシンプルにゴミスへ蹴って押し上げる形も見せ始めている。

89分、クリザンに警告。

90分、PA手前でゴミスが背負ってタメを作り、折り返しまで。最後は三浦が抜け出すもコントロールし切れず。ゴミスが収まりどころとして攻撃で機能している。

91分、川崎が自陣でのロストからクリザンがシュートまで。大南が頭でブロック。

92分、山東がCKの流れからリーウェンイのシュート。コースが変わるもソンリョンがギリギリでかき出すファインセーブ。

93分、CK崩れから右からのクロスにジャジソンが飛び込むも枠外。

互いにゴール前で際どいシーンを作り合っている。

93分、瀬川がPA内左に抜け出してインスイングクロスを送るも山東DFが間に合ってクリア。CKに。

94分、家長のロストからカウンターを受けるも大南が好対応で阻止。

95分、三浦が背後に抜け出して折り返すも山東がギリギリでクリア。どちらも延長を嫌ってか、攻撃的に出ていくため、オープンになりやすく、チャンスの質も高い。

96分、右で持ったクリザンが個人技でシュートまで。ソンリョンがセーブし、CKに。

96分、山東得点、2-4。右からのCKで混戦を作り出し、ジャジソンがバイシクルのような形で流し込んだ。川崎は延長間際での痛恨の失点。山東は合計スコアで勝ち越し。

最後は高井を投入するなど、ワンプレーにかけた攻めでPA内までは入り込むも、クリアされて試合終了。

 

後半開始直後は山東がボールを持ったものの、50分を過ぎたあたりからは川崎が保持を安定させながら、連続で質の高いチャンスを作り出し、2点目を奪うことに成功。それまで受け身に回っていた山東も、合計スコアで上回られたあとから矢印を前向きにシフトチェンジ。そこから押し返す時間も作り出し、クリザンの個人能力から1点をもぎ取る。その後は川崎がペースを握りつつも、山東も押し返す一進一退の攻防に。互いに延長を避けたい意志があったか、オープン気味になったところ、後半終了直前に山東がCKから決勝点を奪ってゲームセット。川崎はラウンド16で姿を消す結果となった。

ボール保持を安定させ、山本を軸にした崩しも機能していただけに、もう1点を取っておけなかったことが攻撃における反省材料。ただ、それ以上に安直なミスから前半に2失点を喫してしまったところが最大の反省点といえるだろう。

 

個人的MOM

★山本 悠樹

ミスが少ない上に、PA付近でのラストパスで何度もチャンスを演出。崩しのキーマンとして欠かせない存在となっていた。惜しくもバーをたたいたが、コントロールショットも可能性を感じさせた。

山本と同じく新加入組の三浦も左サイドで存在感あり。ボールを持った際の推進力と、背後へのランニングで左サイドを活性化させ、得点も奪ってみせた。

橘田も失点に絡んだシーンが目立ったとはいえ、マルシーニョへのラストパスでチャンスを作り出すなど、アンカーの位置からでもゴールへ直結するプレーを見せた部分は好印象だった。

 

2024 ちばぎんカップ 柏レイソルvsジェフユナイテッド千葉 メモ

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スタメン


柏は片山、戸嶋、武藤らが欠場。

千葉は鈴木大、岡庭、佐々木らが欠場。

 

流れ

1stプレーから柏がかなり激しくタックルへいく。今季も迎撃要素が強そう?

千葉は田口がFKキッカー。

柏のゴールキックには前から人を当てる千葉。

1-2分、柏のビルドアップを高い位置でカットし、髙橋のクロスから小森のヘッド。枠外だったが、千葉が狙いどおりの攻撃から1stシュート。

2分、サヴィオが個人の緩急で左サイドを縦に運んでCK獲得。

左CKはサヴィオのインスイングキック。

4分、千葉のビルドアップ。4バックに田口をアンカー位置へおいた4-1ビルド。横山と風間がIHに近い位置取りになる。柏は前4枚で圧を掛けて奪いにいくが、千葉が田口を経由しながら密集を抜けて前進成功。

5分、小森がファウルを受けたあとずっと倒れている。→プレー続行は可能。左肩を気にしている様子。

6分、柏のビルドアップ。小屋松が中盤サポートに下りてピックアップし、プレス回避。千葉は4-4-2セットで制限を掛けていたが、簡単に抜けられた。

柏は左サイドでの攻撃が多い。サヴィオの個人技でのキープと、ジエゴの押し上げ、木下の左流れ。

千葉は小森が最前線に残ってトランジション時の起点役。

8分、千葉が中央で奪って髙橋からのクロス。千葉はプレスからのショートカウンター狙いが多いか。

9分、サヴィオの大きなサイドチェンジから関根が折り返して木下へつながるが、千葉のブロックがギリギリ間に合う。

10分、柏が右サイドの競り合いから抜け出して、最後は小屋松がDFを引きずりながらシュートまで。お互いに奪って前にスペースがあればゴールまで急いで攻める。

千葉がかなり前から人を当てて追ってくるため、柏は小屋松やサヴィオを中盤インサイドに下ろしてフリーマンを作ろうとしている。

木下は最前線ベースのポジショニング、小屋松はトップの位置からかなり頻繁に下りてピックアップしにくる。山田はインサイドを取ってセカンドトップのような振る舞い、関根が右の大外の高い位置。

14分、千葉が前プレでハメ切って小森がシュートまで持ち込むも、ブロックに遭う。

15分、左のパス交換からサヴィオのサイドチェンジで関根へ送る。左で作って右へ展開というシーンが何度か出てきた。

16分、千葉のビルドアップ。久保庭から田口が中盤で前を向き、スペースで待つ高木へ。クロスは合わせきれず。

17分、連続トランジションからオープンな殴り合いに。山田→サヴィオのクロスが合わず、一転して千葉のチャンスに。小森→田中でシュートまで持ち込むも柏がブロック。

19分、古賀→サヴィオで前進し、サヴィオ→小屋松のスルーパスで左サイドを突破してクロスまで。左サイドは前進の起点になっており、コンビネーションも円滑。

21分、柏のプレスに対し、藤田→日高でプレス回避成功。千葉のほうがプレス回避はうまくいっている。

柏はCK守備で木下がニアストーンで立つため、千葉はそこを超えないと難しい。

小森はまだ肩を気にしているとのリポートあり、開始直後の負傷がまだ残っている状態か。

柏はビルドアップ時にサヴィオを右IHにして、小屋松をその裏のフリーマンにしている。サヴィオと小屋松の立ち位置はある程度流動的。

27分、サヴィオが左からシュートもわずかに枠外。可能性を感じるシュート。

千葉は髙橋を内に絞らせて3バック気味に回すところから始まる。そこから右の田中へ展開すると、髙橋が後ろから追い越していく。

32分、関根の深さ取りから戻してクロスを送るが藤田がキャッチ。

横山と風間は柏ボランチの脇に入るベースから、必要に応じて降りてパスコースを作る役周り。

33分、右から田中のロングスロー。

35分、白井に警告。後ろからのチャージ。

千葉先制、0-1。田口のミドルがこぼれたところを髙橋が押し込みにいき、松本がはじいたボールを小森が詰めてゲット。波状攻撃の末にもっていったのは小森。持っている男。

38分、風間の右流れで前進し、アーリークロス。千葉のぺーすになりつつある。

40分、ジエゴの深さ作りからサヴィオのインスイングクロスも藤田の正面。

40分、風間の右からのカットインシュートを松本が弾き、最後は高木のシュートも枠外。

ピックアップしに下りるサヴィオには髙橋がついていって後ろからタイトに張り付くが、それでもサヴィオが個人で剥がして前に出ていく。

45分、藤田→田中でプレス回避し、ワンツーで田中が抜け出して深さ作り。藤田のフィードは戦術的に欠かせない要素の1つになっている。

 

互いに最終ラインからショートパスでつなぎながら前進していきたいという意志を見せ、守備も高い位置からプレスを掛ける。その中で千葉は藤田のフィードを生かすことで安定してプレス回避を実行できており、田中を軸にした右サイドからゴール前へ送る流れを作れていた。一方で柏は特に序盤でプレスにひっかかるシーンが散見され、ショートカウンターを何度か受けた。ただ、時間の経過とともに、インサイドでピックアップしに来るサヴィオや小屋松がフリーマンとしてポイントを作ることに成功し、押し返すことができた。そこからの攻撃は、サヴィオを中心にしたパス交換から左で密集をくぐり、そこからクロスを入れたり、逆サイドの関根へ展開するパターンが見られた。左サイドは個人技やジエゴのフィジカルの強さを生かしてポイントを作って前進できていたが、右サイドは使われる側になってからの打開策に乏しかった印象。そもそも右からは作らない、というような空気感もあった。その影響もあって山田は存在感希薄だった。

千葉は前述のとおり、ビルドアップの安定によって防戦一方になることなくゲームを進められた。プレスが決まったときのショートカウンター完結もできており、若干の迫力不足は感じるものの、やりたいことを遂行できている印象は強い。髙橋は3バックの右のように振る舞いながら、田中に入ったら絶対にオーバーラップを間に合わせて追い越す動きをする、そして守備では徐々にサヴィオとのマッチアップにアジャストするなど、器用なところと対人のところで印象に残った。

 

 

後半

柏交代

木下→細谷

2分、CKから千葉の波状攻撃。こぼれ球を拾った田口が回収してから1人交わしてシュートまで。混戦から田中が押し込むもオフサイド。田口のシュートがジエゴの腕に当たったように見えたが、ノーハンド判定。

4分、サヴィオ→小屋松で背後に抜け出して折り返すも、ファーの山田には合わず。

4-5分、犬飼の縦パスから細谷が深さを作って山田がゴール前に飛び込むもシュートには行けず。

6分、山田に警告。リスタートの妨害。

柏が後半から右サイドを使ったビルドアップもやり始めた。山田がボールに関わる回数も増えている。

9分、スローインから小屋松が浮いた場所に入ってシュートまで。枠外。田中の戻りが少し遅くなったところを突いた。

10分、後方からのロングフィードを風間?が落として田中が小森へ。ゴール前での駆け引きで連続切り返しを狙うが、その前にオフサイド

12分、セカンドボールを田口が回収して高木へ展開し、縦突破クロスでCK獲得。

13分、柏のビルドアップ。千葉はミドルゾーンで構えて、2トップが背中でボランチを消す立ち位置。柏はある程度の位置までは押し上げられる。

13分、千葉交代

高木→ドゥドゥ

柏交代

熊坂→高嶺

千葉のビルドアップに対し、柏は2トップがアンカーを消しつつ、バックパスをきっかけに細谷がチェイスを始め、小屋松がアンカーをマーク。

千葉が落ち着いてボールを持ってコントロールできる時間が減ってきて徐々に柏ペースになってきたか。

19分、千葉が高い位置で横山が奪い、田口のスルーパスに抜け出したドゥドゥがシュートを狙うも松本がセーブ。正面に打ってしまった。

20分、左CKをすらしてファーでドゥドゥにわたり、シュートも松本がブロック。柏ペースから一転、千葉が連続でチャンスを作る。

21分、柏がセットプレー守備からサヴィオが抜け出してカウンター。メンデスが手を使てファウル覚悟で阻止。クイックリスタートで始めるもゴール前までは運べず。テクニカルファウルが意味を成した。

ビハインドの柏は多少陣形が広がることは許容しながらプレスを掛ける。千葉は落ち着きどころを作れず、前線へ放り込んでも小森と古賀&犬飼では分が悪く、はね返される

24分、田口に警告。球際での危険なチャージ。

26分、柏交代

小屋松、山田→山本、島村

27分、藤田のキックから中盤でポイント作りに成功したが、高嶺が際で奪い切ってカウンターへ。高嶺が入ると中盤のキワの強さがかなり変わる。

千葉は高い位置からのプレスになかなか出ていけなくなっているので、ミドルゾーンから自陣にかけてのブロック形成が肝に。千葉から見て左から進入を許すと、田中が前残り気味なのでファーサイドで人が浮きやすい。同サイドで閉じ込められないと後手になりやすそう。

31分、PA手前からのFKをジエゴが直接狙うが枠外。

32分、千葉交代

風間→エドゥアルド

守備セットでは、横山が2トップ位置、エドゥアルドがボランチ位置に入っている。

34分、千葉追加点、0-2。トランジションから田口が左のスペースへスルーパスを送り、ドゥドゥが抜け出してゲット。若干詰まった感じになったところを松本が上手く詰めて触ったが、枠からは外せなかった。

37分、千葉交代

久保庭→谷田

久保庭は座り込んでおり、足をつったか軽い負傷。アクシデント的な交代。

ヴィオがタメを作って追い越したジエゴからクロス。

39分、柏の敵陣保持。千葉はゴール前でなんとか我慢の時間。柏は前に人数をかけ、千葉はゴール前に人数を割いているので、プレーを切らないとなかなか押し上げられない。

40分、千葉交代

田中、小森、田口→呉屋、米倉、小林

千葉は選手を入れ替えたこともあって、プレスラインがいくらか上がった。

43分、柏交代

関根→川口

44分、山本が右サイドでもってゴリゴリと仕掛けてゴール前まで。シュートまではいけずともCK獲得。

44分、千葉がロングカウンター。日高の駆け上がりからのクロスを米倉が合わせるも柏もブロック。

48分、左サイドでコンビネーションからドゥドゥが抜け出してクロスを上がってきた髙橋が合わせるも柏がブロック。

49分、柏得点、1-2。サヴィオPA左からニアを打ち抜いてゲット。こぼれ球の回収から、千葉がマークの受け渡しで迷いが出ると、一瞬スペースが空いて狭いスポットに打ち込まれた。

52分、柏が最後の猛攻。高嶺が後ろから出てきてボールを死守し、サイドから狙うもサイドネット。これで試合終了。

 

前半はボール保持の安定からコントロール下におけた千葉だったが、ビハインドの柏がリスク承知で前から圧力を強めると、前半ほど持つ時間が作れなくなった。また、前半からのプレスの影響もあってか、前線からのプレスにもいけなくなり、守備時のライン設定もやや低めに。それゆえ、我慢の時間が続いた。そこへの処置としてドゥドゥを左サイドへ入れて、カウンターと陣地回復を図る手を打つ。それが奏功し、ドゥドゥをスペースに走らせて左サイドを突破できるシーンが増えた結果、2点目を奪うことに成功。選手交代からプレスラインも上がっていくらか押し返したが、それでも守る時間が多くなり、1失点は喫したが、逃げ切り成功。苦しい時間はありながらも、90分を通じて千葉のほうがやりたいことができたように映った。

一方の柏は、千葉のプレスが弱まってからは高い位置でのプレーができたものの、ビルドアップは小屋松とサヴィオのところで起点を作る以外に安定したルートがないイメージで、属人的要素が強いように感じた。守備面では、セットしたときの中央の堅さはあるため、いかにオープンな状況で攻撃を食らわないか、がポイントになるかもしれない。リスクを承知で割り切って前に圧力をかけたときは、迎撃の強さがあった。ただ、その展開になると自陣にスペースができるので、2失点目のように抜け出されて大ピンチを迎えることも増えるだろう。

 

 

個人的MOM

★田口 泰士

1点目につながるシュートと、2点目のアシストになったスルーパスで全2得点に関与。そのほかにもアンカーから攻撃を作る展開や、チャンスになるラストパスなど、存在感が際立っていた。危険なタックルで警告を受けたところは今後要注意か。替えが利かない選手なだけに、出場停止での欠場を避けるために余計なカードは減らしたい。

 

先制点を挙げた小森もさすがの嗅覚と、ゴール前での怖さを発揮。髙橋も組み立てに参加しながら絶対に右サイドの攻撃に加わってくる運動量で目立っていた。途中出場のドゥドゥも試合の流れを押し返す選手として価値が高い。

柏はサヴィオが相変わらず圧倒的な質で攻撃を牽引。小屋松も戦術理解度の高さでボールの落ち着かせどころとして機能した。途中から出てきた島村と山本もボールプレーで積極性を見せ、一定のアピールに成功。

 

トピックス

久保庭が途中交代。負傷か足をつっただけか、どちらかは不明。