青赤人の戦術探検記

FC東京を中心に自分なりの分析をします!

FUJI XEROX SUPER CUP 川崎フロンターレvs浦和レッズ  簡易マッチレビュー

 

ついにJリーグも開幕が近づいてまいりましたね。

2月16日(土)にリーグ戦の幕を開ける前の一つのお祭り的な試合が行われました。

 

川崎フロンターレvs浦和レッズ

 

2018年度のリーグ王者vs天皇杯王者です。

両チームともに積極的な補強を行って迎えるシーズン。どちらも優勝候補と言っても良いでしょう。そんなチーム同士の対決。ワクワクしますね。

 

 

さて、前置きはこの辺にして本題に入りましょう。

この試合を見て感じたことをササっと書くだけでございます。

 

まずスタメン。

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川崎は2018と同じ4‐2‐3‐1。

新戦力はダミアンとマギーニョ。

小林がスタートポジションでは右に配置されています。

 

浦和も2018と同じ5‐3‐2。

新戦力は杉本とエヴェルトン。

他の選手の配置は2018と同じだと思います。

 

前半、浦和はボールをあまりボールを奪いに行きませんでした。

キックオフ直後ですら、前から追わずに陣形を守ることを優先するくらいでした。

 

前半のざっくりした印象ですが、川崎ボール保持vs浦和の守備は以下のように見えました。

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浦和2トップはCHの前に立つことでCBからのパスコースを制限。逆に言えばCHを意識するため、CBはほとんど放置状態でした。

川崎視点だと小林が中に入り2トップ化。小林の空けたところはマギーニョが高い位置を取りWGに近いポジション取りをしていました。得点力のあるダミアンと小林を共存させるための配置取りですね。

中村と家長は自由が与えられており、SBのような位置に下りてきてビルドアップに参加したり、本当にいろんなところに顔を出していました。家長で言うとスタートポジションと逆サイドの右にいるとか普通にありました。

 

川崎はこの守り方に対して流動的なポジションチェンジで試行錯誤していましたが、その中の1つでCHの列下げがあったので図にしてみました。

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守田が最終ラインに入ってビルドアップしていくパターン。

ちなみに浦和のFWはこれに対してついていきませんでした。

守田が入ることでCBを外へ押し出します。(CBの選手配置逆だったらごめんなさい)

空いている2トップ脇から持ち運んで前進しようと試みますが、そうなったときにはIHの柏木が前に出て運ぶスペースを消します。

浦和右サイドでも長澤or橋岡が前に出て対応することで運びの牽制をしていました。

ただし!上図でも記していますが、自由を与えられている中村が嫌なところに顔を出していました。図のようにマークしにくい場所を即座に見つけて、浦和の対応が遅れるとファーストラインを突破されていたような印象です。

 

 

 

対して浦和ボール保持vs川崎の守備

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少し雑ですがこんな感じでしょうか。

3バックに対して家長を上げることで人数を合わせました。

中村はマウリシオ(バックパス時には西川)へプレスをかけますが、強く追いかけるときには背後の選手にパスを出されないようなコース取りがされていて蹴っ飛ばすしかないような状況を作り出しました。

前半では中村がスプリントをかけて追いかけたときに簡単につながれたシーンは記憶にありません。(あったらごめんなさい)

ただし、浦和のGKはキック精度に定評のある西川。蹴っ飛ばすしかない状況でも高い確率で味方へボールを届けていたと思います。

川崎のプレスはハマっていたと思いますが、浦和はそれなら西川を起点にして攻めるよ!といった対抗だったでしょうか。

 

 

またこうなると、岩波→橋岡のパスが多く出ますが、ここは車屋マンマーク気味につきます。

3バックvs4バックとなるとここのWBへのチェックが遅れ気味になることが多いのですが、車屋のチェックが遅れることはほとんどなく、橋岡のところで挟み込んで奪うというパターン化すらされていた印象でした。

川崎としてはこちらへ誘導していたのかもしれませんが、そこまでは読み取れませんでした。

 

 

前半の攻防はこんなところでしょうか。

 

 

後半は雑感だけ。

●浦和の1stプレスラインが下がった時間に失点。

●この時点ではダミアンがプレス参加すると90分持たない。

●マギーニョはスピードがある上にそこそこ器用。

マルティノスIH起用の効果あり。

●柴戸が入った瞬間に戦い方がすぐに変わる。

★両チームとも選手層厚すぎ←

 

他には槙野がダミアンの進路を邪魔をしてファウルを取られましたが、今年の基準としてあれは今後取られるのでしょう。どこかで見た気がするので、シーズンが始まる前に判定基準を見直したいと思います。

 

 

川崎は相変わらずボール回しがうまいですし、浦和は中央を固めていて相当堅かったです。

川崎は攻撃、浦和は守備と両チームともに強みの見える試合だったと思います。

ただ、どちらもシーズン前に手の内を見せない戦いをしているかもしれませんので、開幕戦でこの試合が参考になるのかは未知数だと思います。

 

 

2019年もJリーグが開幕するぞー!という雰囲気を味わえた1試合でした。

来週はついに開幕!皆さん楽しみに1週間を過ごしましょう!

 

それではまた!

終わり!!