まだ移籍市場は開いておりますが、簡単にチーム編成についてまとめてみます。
個人的な見解なので悪しからず。
早速ですが、移籍情報について。現時点で以下の通りとなります。
IN
FW
田川亨介(鳥栖)
(ナサンホ(光州FC))正式な加入にはなっていないため()にしてます。
MF
宮崎幾笑(新潟)
アルトゥール・シルバ(CAヴォトゥポランゲンセ)※期限付き移籍
ユ・インス(福岡)※期限付き移籍からの復帰
DF
渡辺剛(中央大学)
中村拓海(東福岡高校)
GK
児玉剛(山形)
OUT
FW
前田遼一(岐阜)
MF
米本拓司(名古屋)
田邉草民(福岡)
平岡翼(栃木)
梶山陽平(引退)
ジャキット(バンコクユナイテッドFC)
リッピ(未定)
DF
山田将之(町田) ※期限付き移籍
GK
廣末陸(山口) ※期限付き移籍
東京一筋でチーム在籍年数最長者の米本が移籍。自分はまだ歴が浅いですが、長いことサポーターをやっている人からしたら相当ショックが大きいのではないでしょうか。もちろん私自身にとっても感情を揺さぶるショッキングな移籍でした。
前田、リンス、富樫、田邉、大久保とそれなりに試合に絡んでいた(絡めそうな)選手も放出となりました。
ただし、去る者がいれば仲間になる者もいる、ということで新たに青赤を身にまとう選手も多く加わりました。
どのチームのサポーターも同じですが、加入には胸を躍らせて、放出には嘆く。移籍とは惨いものです。
話を戻してポジション別の編成。
以下の通りとなります。
★は新加入
(★)はレンタルバック
前述しましたが、ナ・サンホについてはメディカルチェック待ちでまだ正式な加入に至っていないため、()にしてあります。
こう見てみるとFWはやや飽和気味ですが、各ポジションに3人ずつは配置されていてバランス的には悪くないのかなと思います。
新加入組は若手の選手になっており、即戦力として期待されるのはナサンホ、アルトゥールシルバくらいでしょうか。もちろん田川、宮崎らも実力はありますが、スタメンを勝ち取るには一皮むけなければいけないでしょうね。
GKには大久保択生が抜けたところに児玉が入りました。J1で択生ほどの安定感が期待できるかといえば未知数なところはありますが、2ndGKとしては贅沢な選手なのではないかと思います。まあ択生もあれだけクオリティがあればJ1で出られるところに行くよなあというのが率直な感想です。(鳥栖は権田が残るかもしれないみたいですが)
補強は比較的静かに終わったといえますが、逆に言えば2018年のレギュラーは全員残りました。今までにもどこかのチームで「我々にとって既存戦力の残留が一番の補強だ」と言っていましたが、我が軍にもそれを使う日が来るとはね。(笑)
でもこれはけっこう大きなことだと思っていて、2018年の失速原因は過密日程の影響も確実にあったはずなので、2018に比べて日程が落ち着いている2019年は健太イズムを浸透した上で思い切り戦うことができます。ここでこけると言い訳ができなくなりそうなので危機感もあると思います。
レギュラーメンバーはおおよそ変わらないと思うので、控えメンバーの底上げがテーマかなと。昨シーズンは代えがきかない選手が多すぎて、過密日程により疲労がたまってくるとわかりやすくコンディションが落ちるという課題がありました。また、スプリント回数が多くなる戦い方をしているため、前線の選手は1試合の中でも明らかにコンディションが変わります。であるがゆえにFWとSHの控えっていうのは試合の結果に直結するといっても過言ではないくらい重要なポイントです。早めに交代できれば少なからず次節への温存にもなりますし、ターンオーバーできればなおよしですよね。
ってことで新加入の宮崎とユ・インスにかかる期待は私の中ですこぶる高いです。東&大森の得点に絡む活躍はもちろんですが、この二人をより輝かせるために他の選手がいかに手助けできるかという部分は今季のポイントだと思っています。SHがコンスタントに点を取りだしたら安定して勝てると勝手に思ってます。
あとはナ・サンホとアルトゥールシルバがどれだけ計算できるのか。ここ最近の外国人補強はあまりうまくいっていない印象があるのでね、、
ナ・サンホは韓国の2部で結果を残してるみたいなので、うまくハマれば昨季後半失速の理由となった決定力という超絶抽象的な課題を克服してくれるかもしれません。
米本が抜けてしまったことでCHの3番手がいなくなり、そこにアルトゥールシルバ。正直プレースタイルとか全然わかりません。橋本&髙萩と違う特徴があれば面白いのですが、この二人を休ませられるクオリティがあれば十分すぎる補強になると思います。
そして触れなきゃいけないのが久保建英の復帰。2017シーズン後半数試合では戦術久保といえるくらいに猛威を振るっていましたが、2018年はチームスタイルの都合もあり、この天才肌のプレーヤーを東京は生かせませんでした。起用するならおそらく2トップの一角(もしくは右SH)になると思われますが、この唯一無二の選手をどう生かすのかは個人的見どころです。
昨季の前半は面白いように勝つことができ、2位まで上り詰めましたが、最終的には6位フィニッシュ。前述したように終盤の失速は疲労も一因ではありますが、戦い方の引き出しの少なさ、新しいことへの取り組みの失敗もあると思います。後半になれば大枠の戦い方もわかってきますし、対策を打たれるもの当然ですよね。そうなったときに柔軟に対応できる引き出しの多さと、わかっていても止められない武器を作り出すこと。当たり前なんですけど、それができるかどうか。
長谷川健太監督の真価が問われる2シーズン目。魅力的で強いサッカーを見れることを楽しみにしています。
それでは今回はこの辺で!
また遊びに来てください!