2021年J2リーグ勝手に編成チェック 千葉・東京V・町田
↑前回栃木・群馬・大宮編
筆者はJ2の情報にそこまで強くはないので、フォメ等で違和感があるかもしれません。なにとぞご容赦を。
千葉
※新井章太は負傷中
新井章太選手の負傷について | トップチーム | 2021.02 | 新着情報 | ジェフユナイテッド市原・千葉 公式ウェブサイト
雑感
ユン・ジョンファン監督のスタイルに合う選手をまんべんなく連れてきた印象だが、FWに関してはクレーベ(→横浜FC)と山下(→鳥栖)が移籍し、明確なターゲットタイプは減った。ただ、大槻と岩崎の加入で機動力は上がりそうなので、守備面ではスピード感が増すかもしれない。マテウス・サウダーニャの能力がほかのFW陣を上回ってくると、ポジション争いはかなり熾烈を極める。
CBは鳥海(→C大阪)が移籍したが、鈴木大輔を獲得して穴埋めを行った。経験豊富な選手が入ったことで最終ラインが引き締まれば、前線のハードワークもより生きてくるだろう。
東京V
雑感
藤田(→徳島)、井上(→神戸)、高橋(→町田)と育成組織出身の主力選手たちが移籍。藤田のところには梶川や加藤、高橋のところはンドカを代わりに加えている。
中盤の選択肢が豊富な一方で前線の層はやや薄いか。WG(永井監督的に言うとワイドストライカー?)は2番手以降が若手の台頭次第なところがある。チームスタイルの影響もあるが、いわゆる“スコアラー”という選手が少ないので、全員に決定力が求められる状況になるか。FWというFWが少ない中、個人的には明治大から加入した佐藤凌我に注目したい。
町田
雑感
高橋、長谷川、チョン・テセ、ドゥドゥなど、J1での実績も持つビッグネームを多数獲得。昨季大きく成長した佐野&髙江のコンビを筆頭に、既存戦力と新戦力を融合させると1stセットはかなり盤石の布陣がそろう。本職のボランチがやや少ない印象も受けるが、緊急時には平戸や長谷川をコンバートして対応するだろうか。
言い訳ができないくらいの補強はされたので、あとはポポヴィッチ監督がどれだけまとめられるか。昨季は守備的ともとれるやり方で戦ってきたが、今季はいくらか攻撃的にシフトしてきそう。その移行がスムーズにいけば、上位進出も見えてくるだろう。