がちゃです。
ジェイさんとtkqさんから始まったこの流行りの企画にミーハーなので乗らせてもらう。
新米サポなので2014年からの短い期間のみ。
先陣をきった獣さんがしっかりしたやつを作ってくれているので、こちらのおまけ程度のものを書くとする。
マッシモ・フィッカデンティ(2014~2015)※監督
いきなり選手ではなく監督からぶち込む。
イタリアからの刺客。寺本さんというシュッとした顔立ちの通訳さんがいた。
2012から2年間ワンツーサッカーを軸にしていたが、そこに守備の強固さも加えたらいい感じになるんじゃね!?という考えのもと(実際どうかは知らない)招き入れた。
就任初年度の2014年は「守備?なにそれ美味しいの?」状態であったFC東京守備陣に「ディフェンスとは何ぞや」を叩き込み、見事に失点を減らした(前年度比-14)。
なお、攻撃面でもワンツーサッカーをきれいに消し去ることで得点も減らした(前年度比-14)。東京サポにはおなじみの「全消し」である。こんなはずでは。
※全消しとはゴール前で2~3人がシュートブロックに入ったりするようなチーム全員でゴールを守るような守備意識を指す。と思う。定義は曖昧。
基本的に守備ベース&攻撃はタレントにお任せという要素が強い。ロースコアになることが多いこともあって、みそ汁の味つけに塩を入れるくらい塩分濃度は非常に高かった。みそに塩味入ってるから!
でも勝てば良いのだ。
その守備的な戦術から、イタリアで守備的な戦術用語として使われる「カテナチオ」とFC東京のスポンサーであり前身チームでもある「東京ガス」を組み合わせた「ガスナチオ」という言葉を生み出した。
続投を望む声もあったが、2015年シーズン終了後に契約満了となった。マッシモサッカーにおける攻撃の戦術兵器、武藤と太田がどちらも退団となってしまったため、仕方なかったと思う。
2015年にチーム史上最高順位の4位という結果を出したことから感謝しているサポーターも多いはず。鳥栖では残留を達成しながらも、なかなかうまくいかずに解任となってしまったが、東京サポはマッシモを愛してるぜ!アモーレ!
チャン・ヒョンス(2012~2013、2017~)
戻ってきたファイター。
2012からは見ていないので分からないが、2017年からは韓国代表のレギュラーとして圧倒的な実力を発揮。
2017年に入団したときは元々つけていた背番号の20を前田遼一がつけていたため、48番を選んだ。ちなみにこれには意味があってヒョンスがFC東京でデビューした日付が4月8日なのである。オシャレな選び方するね。前田退団後は普通に20に変更した。
徴兵の手続きで色々ごたごたがあったらしく、代表チームから追放されてしまったが、その分東京で暴れて頂きたい。
エドゥー(2014)
ドイツのシャルケに在籍し、CLで得点も決めているというそれなりに実績の選手が中国で結果を出して日本に渡ってきた。
屈強な肉体を持ち、鬼フィジカルでの高いキープ力、ワンステップで繰り出される重さのあるシュートなど助っ人外国人らしい特徴でFWのレギュラーとして活躍。
無駄な警告が多く、確か累積7枚くらいもらってた記憶。リーグ戦終盤の試合で累積8枚目をもらって「2試合出場停止じゃん」と思っていたら、その試合中に2枚目の警告で退場し、出場停止を1試合に収めるという法の抜け穴をつつく作戦を決行した。(わざとじゃないよ!)
一年で退団した後は韓国の強豪全北現代でACLにも出てた。全北では金髪にしていたが、正直似合っていなかった。あなたは黒髪の方が綺麗だよ!
マテウス(2014)
CB森重の相方としてかなり期待されて入団したものの開幕する前に大怪我を負って結局1試合も出場することなく契約解除となった。
おそらくチームにとって彼の怪我は大誤算だったと思う。
カク・ヒジュ(2014)
マテウスの怪我に伴い緊急で補強された。
筆者が見に行った試合でたまたま出場したのだが、カップ戦で2試合出ただけ。
正直名前しか覚えてない。すまんな。
カニーニ(2014~2015)
マッシモコネクションで連れてきたイタリア人CB。
「イエローカードは決定機を阻止するために1回使える!」という考え方を持っているような守備をする。
独特な間合いから急に足がスッと出てきてボールを奪う。
絶対的な選手になり得なかったので1年もいなかったが、個人的に結構好きな選手だった。
ラサッド(2015)
謎の練習生から始まり仮契約を勝ち取ったが、約一か月程の短期契約だったことですぐに退団した。
ラサッド・ハッサン・ヌイウィとどこを取っても日本人には微妙に発音しづらい名前ということと、特徴的な髭と長髪から雰囲気はすごかったことだけ覚えている。
ネイサン・バーンズ(2015~2017)
武藤の後釜候補生の1人。オーストラリア代表。
ドリブルが独特でサイドで仕掛けさせればそこそこクロスを送れた印象。どちらかと言えばサイドの選手。
普通にうまかったと思うが、2015はシステム上2トップしかポジションがなかったこと、2016は阿部拓馬という日本人の優秀なドリブラーを獲得できたことで出場機会は増えず。
色々とタイミングが合わなくて不運だった気がする。
サンダサ(2015~2016)
武藤の後釜候補生の2人目。
長身でストライカータイプのスペイン人FW。
長身だが、空中戦やヘディングが強いわけでもなく、足元でチョロチョロやってた印象。なんで身長に恵まれた選手ってこうなるんだろうね。
いわゆる懐が深いと言われるようなキープ力があり、ポテンシャルの高さは感じたが、なんせ得点が取れなかった。「ここで決めたらケチャドバ間違いない!」というPKもあっさりミスし、それ以降は見切られた感じに。
ちなみに筆者はサンダサのためにスペイン国旗の小旗を購入したが、それを使うことは一度もなかった。
ブラダ・アブラモフ(2015)
権田のオーバートレーニング症候群という突然のアクシデントによりシーズン途中で補強された。
3位フィニッシュを目指していたリーグ終盤の浦和戦で柏木にプレゼントトスを送って先制を許した印象が強く残っているのだが、8試合中5試合でクリーンシートを達成しており、普通に貢献してた。
退団した後もSNSで東京を気にかけているような発信があってすごくいい人。
ユ・インス(2016~)
東京サポの弟。かわいい。
泥臭いタイプのFWでシュートのこぼれ球への詰めは絶対にサボらない。サボらないご褒美で何得点か決めてる。
2016~2017はJ3のU-23チーム得点王みたいな立ち位置だったが、その献身性でトップからも何度か声がかかっている。レギュラーになるには絶対的なものがまだ足りないかな。
あと肌がとても綺麗。
ハ・デソン(2016)
配球もでき、韓国人らしいハードなタックルもかませる中盤の選手。
そのパスの軌道は美しさすらあり、当時の東京にいなかった司令塔タイプのボランチ。チームの中心的存在になりそうだったが、序盤に怪我で離脱してしまい、その後は出場機会がなくなった。
サポーター向けに作られた、選手のグッズが出てくるガチャガチャを回した際に秋元のグッズが出てきたのを確認した直後、「いらね」と言わんばかりにポイ捨てする畜生っぷりも見せた。(※もちろんイジリのネタとしてやってるよ!)
ムリキ(2016)
Jサポにはおなじみのあのムリキである。
入団直後は腹が出ていて大丈夫かと不安になった。
それなりには貢献したものの、広州恒大での活躍を知ってる身としては期待通りとは言えなかった。
4‐2‐3‐1の左SHとしての出場がメインだったが、守備という概念を忘れてしまっていたようでトップ下に入る東がかなり介護していた。
突然髪の毛を剃り込んでくるのでびっくりする。
ピーター・ウタカ(2017)
かわいい。2016得点王の獲得。
暗黒の2017年で残留に貢献した一人。何もないところから急に得点を生み出せる特殊能力を持っていた。足元が非常に上手く、キープ力やパス、シュート技術に優れた選手。
おでんが好き。
ジャキット(2017~2018)
タイコネクション。
U-23でしか出場しておらず、正直なところ全然プレーを見たことがない。すまんな。
リッピ・ヴェローゾ(2017~2018)
FC東京のレジェンド外国人ルーカスのコネで来た。
チーム状況がけっこうやばかったのに即戦力じゃない若手の外国籍選手取る!?という疑問はかなりあったが、本人は何も悪くない。
トップチームに絡むことはほとんどないまま退団。
ルーカスコネクションの信用だけ失った気がする。
ディエゴ・オリヴェイラ(2018~)
神。FC東京の攻撃中枢。
体の使い方のうまさと圧倒的なフィジカルで鬼のようなキープ力を見せる。特にケツがすごい。3人相手とかでも普通にキープする。
それに加えて両足どちらも使える。柏時代に見ていた時に左利きかと勘違いするほど(実際は右利き)に上手かった。
彼のコンディションはチーム成績に直結し、彼が不調だった2018シーズン後半戦はチームの成績もかなり落ち込んでしまった。
柏からのレンタル契約だったため出場ができなかった2018年の柏戦(柏ホーム)では勝利後にスタンドでシャー(※勝利後にヒーロー選手がやる恒例のやつ)を行い、柏に戻るつもりはないということを公に表した。メンタル凄い。
リンス(2018)
皆さんおなじみの仕上げ担当。
東京に来てからも途中出場から決勝点を決めて、なかなかの仕上げっぷりを見せてくれた。勝ち点6くらいはリンスで拾った気がする。
ナッタウット(2019~)
ジャキットに続くタイコネクション2人目。
全然プレー見たことない。すまんな。
アルトゥール・シルバ(2019~)
ダイナミックなプレーが特徴のボランチ。
米本の退団を考慮し、即戦力の補強と思いきや、J3に送り込まれた。
最近ようやくトップチームにも絡んできたが、まだ未知数。懐が深く、キープ力はあると思う。
ナ・サンホ(2019~)
2018韓国2部リーグ得点王。
裏抜けストライカーっぽい感じだったが、東京ではゴリゴリ仕掛けるサイドアタッカーとして使っている。若くして韓国代表にも入っており、かなり有望な選手。攻撃のカードとしてかなり貴重な戦力となっているので、今後も期待。
選手同士の会話やニコニコしている姿をあまり見ないのでコミュ障っぽさがある。テレビだと全然しゃべらないのに楽屋だと異常なくらいしゃべるアイドルと似たような感じかもしれない。
そう思うとすごくかわいい。
ジャエル(2019~)
SNS芸人。
試合前日の夜中にTwitterを更新してマテ茶を飲んでいるところを見せつけてくる。早く寝ろ。
フィジカルが強いが背負ってキープするというよりはゴリゴリ馬力で突進していくような印象。ブラジル人同士の相性なのか、ディエゴとのコンビネーションが抜群に良い。
「残酷な」や「無慈悲な」を意味するcruelが彼の愛称。後半戦は相手に追い打ちをかける無慈悲な姿を期待したい。
以上が最高なやつらだぜ!!